ファンダメンタルを利用した裁量判断で最も簡単で使いやすいのが政策金利(金融政策)だと教えられたのを思い出しました。
2008年以降のECB政策金利の予想と結果をズラーっと並べて見てみると…。
据え置きであれ、利下げであれ、利上げであれ、予想が的中したのは…
64機会中60回で93.7%
前回から利上げ或いは利下げとの予想が的中したのは…
12機会中9回で75%
ちなみに連続して予想が外れたのは0回です。
それだけだと次回のECB政策金利は0.75%→0.50%なので的中期待率は100%となっちゃいますね 😎
という具合ですが、政策金利自体コロコロ変えられるものではなく、据え置きとなるのがほとんどですので、変動的中率に信頼性があるかどうかは…どうでしょう?
どう考えますか?
金利発表後(数時間)の値動きを照らし合わせてみると、全てが利下げで売り、利上げで買い一辺倒ではなく、据え置きならば余計にテクニカル込みで他の要因と絡めて判断する必要がありますが。
あ!こういうのも専業トレーダーの仕事なんだなぁと今日はじめて思いましたが、専業・兼業に関わらず…でしょうか。
(ブログとかで公開するしないは別です)
インチキなんてやっていません。たまに1日1回のPC自己投票と思い出した時のスマホ自己投票だけです。
利下げ正当化の流れが強くなっていますが、発表時に上下にある主要なオーダーラインチェック、失業保険申請件数や貿易収支などの米指標発表、ドラギ発言が後に控えていることは念頭に置くべきで、特に後者では利下げするもののECBへの期待感からユーロ売り一転、ユーロ買いに流れが行く可能性もある様子です。
いずれにせよ、損失マネージメントはいつも通りに、加熱しすぎたオーバーロットで挑むのは避けることがよさげです。
なんだかコレ関連の記事やネタを連発してる私ですが、あくまでもマインド・イーブンでいることは忘れないようにしていますよ 🙂
更新日:2013年04月30日(火)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
あわせて読みたいFX関連記事
- 2013年9月16日 次の円安モード全開トリガーは消費増税の決定
- 2013年5月23日 ヒンデンブルグ・オーメンの有効期限は明日
- 2013年4月5日 黒田バズーカの威力のほどを探ると、来月には…!?
- 2013年3月25日 キプロス支援合意!でも積極的に買えるネタじゃないです。
- 2013年2月14日 通貨安戦争~なぜ日本だけが叩かれるのか?
- 2013年2月13日 KY発言をしたG7匿名高官の正体??
- 2013年4月29日 天気が良いし、最近のECB政策金利に変動があった時のユーロドルの月間の動きを見ておいて、おでかけでもしようかと思ったので。
- 2013年12月26日 年末年始、気になる米指標まとめ
この記事は約 2 分で読めます。
2013年04月30日(火) | カテゴリー: ファンダメンタルズ, FXあれこれ