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次の円安モード全開トリガーは消費増税の決定
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次の円安モード全開トリガーは消費増税の決定

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2013年09月16日(月) | カテゴリー: ファンダメンタルズ, FXあれこれ

次の円安モード全開トリガーは消費増税の決定

トレンドは集束と拡散の連続。今のドル円はちょっとした集束状態にあり、次の拡散ネタは消費増税でしょう。

消費税を3%アップし4月から8%にする方針はすでに固まっており、焦点はいつ決定するのかということろだと思います。

その決定公表のタイミングは、「10/1(火)に日銀が発表する企業短期経済観測調査(短観)を確認した上で、同日中に記者会見し、増税方針と経済対策を同時に表明する方針」ということになってる模様。

消費増税はもう決定したも同然ですが、過去のパターンを見ると、次の円安モードの全開トリガーはコレが決定的となりそうです。

まず、初めて消費税が導入されたのは1989年、いまから24年も前のことです。当時はまだ中学生でしたので「あわわ…ジュースが高くなる!」という不安しか感じてませんでした。

チャートデータがないので状況こそチェックできませんでしたが、その初導入からの1年ほどでドル円は130円台→160円台と30円規模の大型円安トレンドに発展しています。消費増税はインフレ率上昇(消費増税で物価上昇)からガッツリとした円安要因になりますからね。

次いで、現在の5%への増税は1996年6月21日に決定、1997年4月1日に実施となってます。

ここからがトレード実践に直結できそうな興味深いネタになります。(ドル円日足1996年~1998年を開いておくとわかりやすいっすよ)

最初に、決定公表された6/21のドル円は、始値108.20円→終値109.20と1円ちょうど上昇しています。

それから翌年1997/4/1の実施日までの流れでは、およそ1ヶ月後の7/31にまず106.28まで下落します。6/21の終値からだとほぼ2.92円の落ち込みを出したものの、実施日は終値122.13まで強い上昇に転じています。決定公表日の終値109.20~実施日の終値122.13まで、10ヶ月弱で12.93円も円安が進んでいます。

消費税5%実施日からは、同年5月にアジア通貨危機からの大暴落(1ヶ月ほどの落差およそ15円)で出鼻をくじかれたものの、1998年のロシア金融危機とLTCM破綻のダブルナイトメアに出くわすまでのドル円最高値147.71円(1998.8.11)まで、25.58円も上昇しているんですね 😯

※1998年8月-9月 ロシア金融危機からの大暴落(1ヶ月ほどの落差およそ15円)
※1998年10月 米ヘッジファンドLTCMの破綻による大暴落(3日間の落差およそ23円!)

96年6月の消費増税決定日の終値109.20円から98年8月の最高値147.71円の差は38.51円と、消費増税(初導入時も)には1-2年くらいの期間で30円規模の円安効果をもたらしてきているっていうデータが出来上がります。

とすれば、今現在100円前後を迷走しているドル円は、来月10/1ごろの増税決定公表や翌年の実施日4/1を起点に来年中には1ドル=130円をマークというのは十分にあり得ることだと思えてきませんか?

あ、2015年10月1日には8%→10%に引き上げる予定もあり、2年連続の消費増税っていうのは前代未聞の出来事になります。

ちょっと前までは70-80円の世界で右往左往だったのに…時間って早い 🙄

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更新日:2013年09月16日(月)

著者プロフィール

トレンドストリーム
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FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。

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