もしかしたら、このクロス円と日経平均の落ち込みはそれに関係するかもしれないね。
ヒンデンブルグ・オーメンが2年8ヶ月ぶりに点灯したというニュースを見ていましたが、どうやらその期限が明日にせまっているんだとか。
4月15日に点灯し、30営業日が有効期限ということで、ちょうど明日5月24日がその期限です。
そのテクニカル的な要件を見たのですが、「マクラレン・オシレーターが云々」とか、自分にはあまり関係がない感じだったのでスルーしましたが、ヒンデンブルグ・オーメンが点灯した後というのは、
・株価が5%以上下落する確率が77%
・パニック売りが連鎖する確率が41%
・株式市場に重大なクラッシュが起こる確率が24%
という恐ろしい統計と確率になってるようで、1985年以降の米株暴落時はこのヒンデンブルグ・オーメンが点灯していたのだとか。
この記事を書いている15時の時点で、ドル円やクロス円、日経平均はすでに暴落中、この流れが欧州、英国、でNYに連鎖するのかどうかが見ものですが…?
でも大きな流れで見ると、あれだけ高騰し続けてきたんですから、ヒンデンブルグの呪い(が発生して)も単なる調整局面とも言えますよね。
しかし、私が思うのは、そんな「ヒンデンブルグ・オーメン」の有効期限が明日だぜ!という話から、ロングポジションの利益を確定しておこう!という売りと、パニック売りに期待する新規売りが連鎖して、結局のところ、みんなで作り上げた「ヒンデンブルグ・オーメン」になってしまうんじゃないの?って思うんす。
なんらかの政治的重大局面とかが起こらない以上は、みんなテクニカルやそういう噂で売買やって、それがレートに表れてくるんですからね 😮
そういう心理的な要因から発生するというのが大前提なら、ダウであれ日経であれドル円であれ、長い間ロングポジションが積みあがってきてるので反転の波は相当な大きさになる可能性がありますよね。
有効期限を過ぎると、今度は逆に売りの利食い、「終わって良かったね!」の買い、あるいは何も起こらなかったね!の安堵買いが起こるのもまたあり。
更新日:2013年05月23日(木)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
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2013年05月23日(木) | カテゴリー: ファンダメンタルズ, FXあれこれ