茶番劇と言われる米債務問題、デッドラインまでとりあえず3日となりました。
前例的にも市場は楽観視。ギリギリまでには解決されるという感じでしょうね。
アメリカ映画的に、刻々と進む時限爆弾を止めるため、赤の導線を切るか、青の導線を切るか…みたいな。
赤を切った→どうだ!?→1秒前でストップ、セーフ!とか…
イタいのは、切ろうとしてるのがオバマ大統領にベイナー議長にあの人やこの人と多すぎること(笑)
もし17日までに解決できなければ、30日に「デフォルト宣言」となり、31日は「悪夢のハロウィーン」となってしまいます 😈
詳細なシナリオはロイターのこの記事「シナリオ:米国初のデフォルトはどう起こるか」を読めばわかりますよ。
念のため、茶番とはいえ最悪な方のシナリオも頭に入れておいた方がいいですね。
共和党が6週間の債務引き上げを提案しているのに対し、オバマッチは短すぎると懸念→1年間でヨロシクと。
なお、6週間程度の引き上げでは、感謝祭前の11月22日頃にまた危機再燃してしまう見込み。
先週末に上院では共和党のコリンズ案として、
1:来年1月末まで債務上限引き上げ
2:6ヶ月間の暫定予算案
3:医療保険改革法案(オバマケア)を2年先送り
を提案するも合意には至らなかった模様です。
ここ数日で合意に至る確率は高いので、その内容がどうなるのかの方に関心あり。
2011年の際にも瀬戸際で回避されたものの、S&Pがアメリカを格下げするという「米国債ショック」がすぐに起こります。
しかし、今回はどの格付け会社も見通しをネガティブにすることはあっても、格下げすることはないでしょう。S&Pが政府の復讐みたいなものをヤラれたりしましたし(詳細)。
8/2にデフォルト回避、8/3にスイス中銀が自国通貨高を阻止、8/4に日銀介入(オバマ大統領の誕生日笑)、8/5に米国債ショック…とは、なんとも大忙しでしたね 😆
当時のその期間の自分の記事を読んで思い出しました(爆益ウィーク)。
更新日:2013年10月15日(火)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2013年10月15日(火) | カテゴリー: ファンダメンタルズ, FXあれこれ