大方の予測通り、ECBは初の量的緩和を決定しました。
規模は月600億ユーロ(約8兆円)。3月から来年9月末まで継続する見込みです。
これを受けて、ユーロドルは売りで反応し1.14のバリアも楽に割ってきました。
テクニカルは月足レベルでとっくに売り進むことを示してましたし、先のフランショックも一つのゴーサインだったので、続きの前にランキング投票お願いします。
判断が容易なファンダメンタルを背景にしたユーロ売りで、まとまった利益を獲得あるいは含み中のトレーダーも多いことでしょう…!
ちなみに、ぼくのほうのユーロ売りは4ポジション計800.0pipsほどの含み益。
まだ確定していないので喜べませんけど…。
ストップは1.25、リミットは0.90と幅広に設定して、数ヶ月かそれ以上の長期戦に持ち込めればと願います。
1.12あたりが強めの反転ポイントになりそうですが、年内1.0割れするんじゃないかというシナリオはまだまだ継続です。
今月はアルパリの一件でまだデイトレEAをストップ中なので、この裁量トレードだけ。
さらに売り進めるなら月末にかけて多少グズついてくれた方が攻めやすいかも?
週末にはギリシャ選挙があり、結果は月曜の朝早くにでも見えてきそうです。
photo credit: zola-studio
現在リードを拡大しているのは急進左派連合(シリザ)、同党はギリシャのユーロ離脱を望んでいるワケではありませんが、3月頃まではその懸念が付きまとったユーロ売りトレンドが継続する感じでしょうね。
FOMCが利上げに向けて徐々に計画を進めてる件(今年の半ば頃には実現?)も背景にあるので、ユーロドルは売りやすく、ドル円はまだ買いやすくはないものの、積極的に売る理由はみあたらず、といったところです。
top photo credit: Images_of_Money
更新日:2015年01月23日(金)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2015年01月23日(金) | カテゴリー: ファンダメンタルズ