アルパリジャパンは現在、ライブ口座もデモ口座もチャートが動いていないのですが、再開の見込みが完全に絶たれたワケではなく、同社いわく「まだ何も決定していない」とのことですね。
当社の取引システムであるアルパリMT4並びにアルパリダイレクトにおきましては、アルパリUKが破綻となった1月16日(金)夜よりカバー先銀行からのレートの提供等が廃止され、ライブ口座ならびにデモ口座ともお使いになれない状況となっております。
MT4においては時々レートが動く場合もあるようですが、そのレートについても今現在の正しいレートが配信されている保証はないことから、チャート機能のみでの利用についてもお使いにならないようお願いいたします。
また再開の見込み等につきましても、現時点では何も決定しておりません。
何かございましたら、迅速に当社ホームページまたはメールにてご報告させていただきます。
そんな中、本家アルパリUKは昨年末に金融庁未認可のため日本から完全撤退したPepperstoneが買収に興味をもっていると書きましたが、次は同じく昨年に日本から撤退したIronFXも手を挙げて買収競争に参戦したのだそう。
ロイター通信とFinancial Timesが報じるところによると、IronFX社がアルパリUK社買収競争に新たに加わった。キプロスに本社を持つIronFX社は声明の中て、スイスフラン・ショックの余波を受けアルパリUK社の入札を行う予定である事を明かした。
アルパリUK社の買い手候補にPepperstone社とIron FX社が浮上(フォレックス・マグネイト)
名前だけは聞いたことがあったブローカーですが、本社がキプロス(^ ^;) とのこと。
同社、2014年の夏に中国で”不正行為”を行ったとして問題になったり、
中国TV番組、IronFX社の不正行為調査を放映し大反響、同社は反論
その件に関してちょっと物騒な事件も起こったり…。
「資金を返せ」とIronFX社の中国人トレーダーがオフィスを襲撃
真実はわからないですが、少なくともまともなビジネスをしているならこのようなスキャンダルは起こらないんじゃないかと思いますけどねぇ。
しかし、もしどこかが買収して「アルパリ」というブランドは残せたとしても、システム(サーバ・約定力など)やサービス(顧客対応・スプレッド)の本質が変わって(低下して)しまうのであれば、それはもうアルパリではなくなってしまうワケですね、ハイ。
そこが気になるところです。
更新日:2015年01月23日(金)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2015年01月23日(金) | カテゴリー: FX業界・状況・関連