週明けから大荒れが予想されます。ここまでのまとめ。
ギリシャの債務問題をめぐる交渉の行き詰まりで27日もまたユーロ圏財務相会合が開かれる予定だが、トレーダーやストラテジストは期限ぎりぎりの交渉で事態が打開できず、ギリシャのデフォルト(債務不履行)やユーロ離脱の可能性が強まることに強く警戒している。(Bloomberg)
ギリシャの債務返済と現行支援策の期限が30日に迫る中で行われる週末の交渉が、ユーロ圏の将来を決める可能性がある。このことはトレーダーが新たな週の初めにデスクの前に座ると、債券市場の見通しが全く変わっている公算があることを意味する。(Bloomberg)
ギリシャのチプラス首相は27日、債権者側が提示した最新の支援条件をめぐる国民投票を7月5日に実施すると表明した。債権者はギリシャ国民を侮辱しようとしているとし、民主的な回答を示さなければならないと述べた。(Bloomberg)
ユーログループが発表した声明は、ギリシャが一方的に協議を打ち切ったと批判。
「現行のギリシャに対する金融支援、それに関連したすべての合意は2015年6月30日に終了する」とし、ギリシャの支援延長要請を拒否した。(REUTERS)
ギリシャ政府は6月30日、国際通貨基金(IMF)から受けた16億ユーロの融資を返済する必要があるが、国際債権団から新たな融資を獲得できない場合、デフォルト(債務不履行)になる可能性が高い。そうなればユーロ圏離脱も現実味が増す(REUTERS)
(韓国はギリシャ国債をたんまり買い込んでいる=ギリシャが破産すると・・・|news-japan24のブログ)
長い目で見れば、ギリシャ問題は、徐々に市場が取り上げなくなっていくだろう。これまでもそうだが、ギリシャ政府は瀬戸際作戦により債権者側の譲歩を引き出そうと努め、交渉が揉めに揉めた挙句、ギリギリになって譲歩する、ということの繰り返しであった。(東洋経済)
ギリシャといえば、デフォルト危機かヨーグルトか…というイメージ(笑) まだ食べたことがないので挑戦してみたいです。
一体何が普通のヨーグルトと違うのかというと、その製法。乳製品を温めて発酵させて出来上がるのが通常のヨーグルト。そこで終わらないのがギリシャ風で、さらにモスリンなどの布を使って濾過して余計な水分とホエー(乳清)を除去して出来上がる水切りスタイル。(おためし新商品ナビ)
ユーロドルが1.0割れする時がきそうな予感、そして米利上げを前に、一時的にでも強く円高にふれそうな予感も。目が離せません。
top photo by Edward Dalmulder
更新日:2015年06月28日(日)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
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2015年06月28日(日) | カテゴリー: ファンダメンタルズ