早速、廃止を決める業者が出てきています。
まず、バイナリーオプションへの自主規制に関しては「悲鳴が聞こえるほど重い、バイナリーオプション自主規制の内容」をご覧ください。
その記事、かなりアクセスが多く、関心が高い人もだいぶ多いようです。
そんな渦中にあるバイナリーオプションですが、規制の中心とも言える「ハイ&ロー禁止」からそのサービス廃止を決定した業者が出ましたね。早速。
業者はアヴァトレード。国内シェアは高くなさげですが、国外ではそれなりの規模な業者なようです。
この度弊社では、店頭通貨バイナリーオプション取引等に対する規制強化を求める潮流にいち早く対応すべく、弊社『アヴァHIGH-LOW』の取り扱いを廃止させていただくこととなりましたのでご案内申し上げます。
弊社では多様な投資機会をお求めのお客様よりのご要望に対応すべく、店頭通貨バイナリーオプション取引である『アヴァHIGH-LOW』の取り扱いを開始し、取扱開始後はお客様からは大変なご好評をいただいてまいりました。
しかしながら、一部報道により伝えられている通り、現在ではバイナリーオプション全般に対する規制の準備が進められ、具体的な段階に入っている状態となっております。
この流れを受け、弊社では投資家保護態勢の更なる向上を優先させるべく、平成24年12月28日(金)を持ちまして『アヴァHIGH-LOW』の取り扱いを廃止とさせていただくことといたしました。
お取引中のお客様におかれましては、多大なご迷惑をおかけすることとなり、誠に申し訳ございません。弊社では今後の規制制定の状況等を総合的に勘案し、新規制に則り新たな商品の提供を計画しておりますので、新サービス提供の折には改めて周知させていただく所存でございます。
以上、同社公式サイトの「『アヴァHIGH-LOW』取り扱い廃止のお知らせ」より
(生き残りを賭けつつ)良質なサービスを提供しようとする姿勢があるなら、この素早い決定は多少今後の評価につながるのではないでしょうか?
もっとも、真から良質であれば胴元完全有利な単なるギャンブルでしかない「ハイ&ロー」の提供なんか始めからやんなかったでしょうけど 😆
それはそれでいいとして、私もいろいろとネットを徘徊して情報収集をしているのですが、自主規制の渦中にあることを知ってか知らずしてか、未だにバイナリーオプションのハイ&ロー目的の新商品が登場したり、PRが止まらなかったり、関連商材が開発されていたりする様子なのがちと痛いなと。
この先、ハイ&ロー目的の新商材が出てきたら、まず強い疑いの眼差しで自己防衛しつつな方がよろしいかと思います。
対象業者が国内特化のものであれば、購入の前に自主規制の対応について問い合わせるなどするといいですね。
「海外業者なら問題ありません」という返答であっても、ハイ&ローの高い危険度が緩和されるワケではありませんよっ!
更新日:2012年12月22日(土)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2012年12月22日(土) | カテゴリー: FX業界・状況・関連, FXあれこれ