ざっくりと勝率重視派、勝率軽視派に分かれると思いますが、さて、いったいどっちがいいのでしょうか??
というよりも、私は勝率云々よりも、どのくらいの利益が取れているのかを重視すべきだと思っています。
さらにいうならば、勝率よりも、獲得pipsよりも、円貨利益です。
もちろん、勝率はいいに越したことはありません。勝率がいい方が、モチベーション的な優位性は維持できやすいと思うからです。しかし、そのためには利益>損失が成立していなければ逆の効果になります。
個人的な印象になりますが、勝率が70%だとか80%以上という高勝率手法の多くは、エントリーも利食いも損切りも裁量判断を必要とする割合が多いことから、経験則が身に付くまで時間がかかりますし、1日のトレード、1回のエントリーの労力もそれなりに必要になりますので、それが原因で挫折してしまうことも多いような感じです。
このトレンドストリームのようなシステムトレードがメインとなった手法は、勝率はさほど高くなく、おおよそ40%~60%台といったところが多いのではないでしょうか?
あえてこれを低勝率手法とします 😉
しかしながら、裁量を取り入れる部分があまりなく、あらかじめ決められたルールに則ってトレードをしていくので、利益を残しながら、経験則に伴った独自の裁量を取り入れてみることで、さらに精度を増すこともできる融通の利くものではないかと思っています。
例えば、同じ300pipsの利益を残せるとしても、
高勝率手法では、利益420pips:損失120pipsの+300pips かつ、少し大変。
低勝率手法では、利益1,500pips:損失1,200pipsの+300pips かつ、少し気楽。
だったとするなら、私は後者の方がプロフィットパフォーマンス(利益確定具合)が格段に高いことから、もし意欲的であれば、努力を投入して損失を減らす術を探っていくと、さらに強力なものになる可能性を秘めまくってると確信しています。
選択肢というのはたくさんあって、どれを選ぶかはそれぞれです。成功への近道は自分にあった手法を見つけ、それを変えないことではないでしょうか。
更新日:2011年06月26日(日)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2011年06月26日(日) | カテゴリー: FXあれこれ