来年1月から100億ドル規模のQE縮小が決定。声明から気になった点をピックアップします。
その前に、前の記事のFOMCメンバーが古いヤツになってたので修正してますのでチェックしておいてくださいm(__)m
●FOMC声明
『失業率が6.5%を下回ってからかなりの時間が経過しても、特にインフレ見通しが2.0%を下回り続けている場合、FF金利の誘導目標を0.0%から0.25%の範囲で維持する公算』→失業率だけでなくインフレ目標が2.0%に向うかも合わせてみておきたい。
『ローゼングレン米ボストン連銀総裁は失業率は依然として高く、インフレ率は目標を大きく下回っているとして反対』→議決権があるのは今年まで。2014年メンバーの発言を来年はチェックしたい。
●バーナンキ議長発言
『FOMCは当面の間、インフレ率は2%を下回ると予想』『FOMCは緩やかに2%へ上昇すると予想』→予想に反したスピードで2%に向うかをチェックしたい。
『将来のQE縮小ペースも100億ドル規模で』『本日の行動は、緩和措置の継続を意図する』→なるほど、了解(笑)
『労働市場を判断する上で、失業率だけを見ることはしたくない』→労働参加率も大事だということか。
●連銀見通し
▼実質GDP
2013年 今回『2.2-2.3』 前回『2.0-2.3』
2014年 今回『2.8-3.2』 前回『2.9-3.1 』
2015年 今回『3.0-3.4』 前回『3.0-3.5』
▼失業率
2013年 今回『7.0-7.1』 前回『7.1-7.3』
2014年 今回『6.3-6.6』 前回『6.4-6.8』
2015年 今回『5.8-6.1』 前回『5.9-6.2』
▼個人消費支出(PCE)インフレ
2013年 今回『0.9-1.0』 前回『1.1-1.2』
2014年 今回『1.4-1.6』 前回『1.3-1.8』
2015年 今回『1.5-2.0』 前回『1.6-2.0』
▼コアPCEインフレ
2013年 今回『1.1-1.2』 前回『1.2-1.3』
2014年 今回『1.4-1.6』 前回『1.5-1.7』
2015年 今回『1.6-2.0』 前回『1.7-2.0』
更新日:2013年12月19日(木)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2013年12月19日(木) | カテゴリー: ファンダメンタルズ, FXあれこれ