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ストキャスは30年以上、頂点を見ていない。
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ストキャスは30年以上、頂点を見ていない。

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2014年01月21日(火) | カテゴリー: テクニカル・手法

ストキャスは30年以上、頂点を見ていない。

トレーダーなら誰しもご存知のオシレーター系テクニカル指標「ストキャスティクス」。

この30年以上、ドル円相場の月足チャートでは80%以上になったことがないのです。

1950年代にチャート分析家のジョージ・レーン(米)という人によって考案されたストキャスティクス。
考えたのがスト山キャス造さんだと思っていた人は1人もいないと思います。

逆張り手法によく使われると表現されますが、トレンドフォローでも普通に使えますね。

軽くおさらいすると、%K期間のラインと%D期間のラインのクロスで売買を検討するのが基本的な考え方ですね。ラインの縦軸80%以上が「高値圏」で「買われ過ぎ」20%以下が「安値圏」で「売られ過ぎ」のように使われます。

逆張り的思考だと、80%以上で売り検討、20%以下で買い検討のようになり、順張り的思考だと、80%以上で上昇トレンド継続、20%以下で下降トレンド継続となると思います。

さらに大枠で見ると、50%以上であれば上昇傾向、以下であれば下降傾向とも見ることができます。

なので、例えば20%以下で経緯してきた状態から、50%を越えて上昇に転じるかと思いきや、再度50%を割れて20%も割る→これが戻り売り(逆なら押し目買い)の様相ですね。

それを踏まえてドル円の月足ストキャスを見てみましょう。%Dは消して、%K期間は120(120ヶ月→10年)、スローイングは3で。

ドル円、月足チャートのストキャスティクス

1981年以前は期間足らずで計算できませんが、それ以降の30年以上、ストキャスが80%を越えて「長期的に強い上昇トレンド」に入ったことはないのですね~。

バブル崩壊から力強く立ち上がっても、ストキャス80%目前の75.75%でロシア財政危機とLTCM破綻で力尽き、日銀の量的緩和で持ち直すもののまたも80%目前の79.39%で頂上見ることなく失速。サブプライムショックからのリーマン破綻の悲劇などが巻き起こる超円高トレンドにつながっていきます。

そして、現在、2003年10月に割り込んで以来の50%台です。

果たして、ここから80%台にのし上がって長期円安時代に突入するのか、(ある程度上昇継続しても)またもや頂点を見ることなく失速→戻り売りの形になるのか… 😕

さて、どうするどうなるスト山キャス造!

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更新日:2014年01月21日(火)

著者プロフィール

トレンドストリーム
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FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。

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