あまり難しいことを考えても答えが簡単に出るものでもないし、答えが出たところでトレードが飛躍的に良くなる保証もないワケですが。
レートという「縦軸」、時間という「横軸」から判断し、トレードは「斜め軸」で売買をこなすものだと考えてます。
MAはその「斜め軸」を最も単純に表したものですよね。
そこで、前々からペンディングしてきたMAの設定値に対する葛藤について書きます。
答えから先に言えば、使うMA設定値に説得力があればトレードマインドのアップに少しはなりそうってことですけどね。
(MAに限らず、期間を設定するテクニカル全てに共通)
例えば、100MA(種類はSMAでもEMAでも何でもいい)を日足で使うならば、それは過去100日間のレート平均線ということで、100日間という区切りは意識されやすい方なので、100MAを使うにあたっての説得力があると思います。
で、その100MAを15分足に適用した場合、それは過去100日間の平均ではなく、過去100本の平均ですよね。
それを横軸で捉えると、
15分×100本=1500分=25時間=1日と1時間
となります。
ここでイマイチ納得できないのが、過去25時間(1日と1時間)の平均を誰が意識するん??というヤツ。
1日=24時間=1440分=15分×96本、なので96MAを適用する方がなんとなく説得力があるんじゃね?と思うのですよ。
まあね、100を96にしたところで劇的な変化はなく、マインド的なところでしかないんですが。
5分足の100MAも好んで使うんですが、それも崩せば8.33333…時間の平均となんだか微妙にしっくりこない。
8時間=3分の1日と考えれば区切り的といえば区切りなので、これも96MAにした方が心地よい。
過去24時間の平均を5分足で眺めたいのなら288MAを使った方がよさげ。
といった具合に今は考えていますが、あー突き詰めようとするとキリがない!
ベストを尽くすために、常にベターを探ろう。
更新日:2013年06月02日(日)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
あわせて読みたいFX関連記事
- 2013年12月19日 取引履歴を一部公開しましょう。ドル円ポジショントレードのやつ。
- 2013年6月10日 FXで意外と意識されてない雰囲気がある3つのこと。
- 2013年6月11日 意図的に「天井で売って、底で買う」って可能?
- 2014年2月2日 バックテストで見るべき本当のポイント10個(後編)
- 2013年4月30日 ECB政策金利の予想的中率を調べてみたら
- 2013年4月3日 これでいいのかフィボナッチ
- 2013年3月20日 窓開きからの窓埋めにも落とし穴あり。
- 2013年1月7日 さてさて、月足で大きな流れを軽く見ておきましょうか。
この記事は約 2 分で読めます。
2013年06月02日(日) | カテゴリー: テクニカル・手法, FXあれこれ