2013年のレート動向はどうなっていくのでしょう。予測はできませんが(笑)
2012年、年末にかけてクロス円は国内政権交代からの期待買い圧力が強まり、アメリカは「財政の崖」をとりあえず定番的に(?)回避し、ユーロはギリシャやスペインの財政問題でフラフラしたままです。
まずはEURUSDの月足チャート。
じりじりと頭を切り下げてきてはいるものの、200EMAの強いサポートが下支えしています。この状態からみるに、今年も引き続きやりづらい1年になりそうですが、材料次第でどうにでもなりますから、ユーロ動向はしっかりと情報をチェックしていきたいと思います。
800EMAを目指したり、それを割っている時っていうのは、ギリシャがユーロ離脱したり、スペインがボロボロになったり、ドイツでさえもグラグラ、最悪ユーロ崩壊ケースのような感じになっているのかもしれませんね 🙄
続いてUSDJPYの月足チャート。
自民党・第二次安倍内閣の誕生と期待で後半にかけてグイグイ上げていったドル円ですが、アレアレ、すぐ上空には厚い雲が待ち構えていました。
テクニカル的にはここから失速もアリという感じですが、この手強そうな雲を抜くほどの円安圧力に勢いをつけることできるのかなぁ。
雲を抜けるとそこはすでに100円台の世界ですし… 🙄
最後にEURJPYの月足チャートです。
こちらもドル円と同じような状態にありますね。
ユーロ円の上昇圧力となりそうな雲の方が手強そうです。
ドル円と併せて見ても長期的には下降トレンドの戻り中とも見えます。ユーロドルの緊張の糸が崩れてしまえば、去年後半からの上昇なんて簡単になかったことにされてしまうでしょうね。
長期足ですから、真剣に検証や予測することはしませんが、このような感じで大きな流れを簡単に把握して、2013年に臨んでいきます!
更新日:2013年01月07日(月)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2013年01月07日(月) | カテゴリー: テクニカル・手法, FXあれこれ