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日足5本と6本の業者じゃ大違い
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日足5本と6本の業者じゃ大違い

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2014年03月07日(金) | カテゴリー: テクニカル・手法

日足5本と6本の業者じゃ大違い

僕は基本的にロジックを立てたりする時に理論的に考えないと落ち着かないタチだ。

その点でもっとも気にするのは日足の本数。業者によって日足6本と5本とあるけど、日足6本の業者ではテクニカルが正常に機能しないものもあるからね。結論から言ってしまうと、日足6本の業者では使ってはいけないテクニカルインジケーターやEA、そして手法が出てくるということだ。

日足6本というのは例えば以下のチャート(EURUSD 5分足)なんだけど、どこかおかしいよね。

まず3/2の日曜日があるってことが不自然だけど、それよりもその日がわずか7時間で1日とされていることが変だ。さらに、その前の2/28の金曜は17時間で1日となっている。1日って24時間じゃなかったっけ??

日足5本の業者ならば、上の2/28と3/2をまとめて2/28(金)としてるのが普通だと思うけどね。

どんな時に不都合が出るかといえば、日毎や週毎などで計算させるテクニカルを採用する場合。例えば、前日の高値や安値を意識するなら、上のチャートの場合3/3(月)の前日は3/2(日)だから果たしてそれを「前日の高値と安値」と言っていいものだろうか?少なくとも僕はダメだと思うね。

ピボットや想定レンジを計算するときも、1日が24時間じゃない2日間が加えられるから、その計算結果は正しいものにはならない。業者が採用するタイムゾーンや時差の関係からあんなチャートが出来上がってしまうんだけど、この世界で1日が24時間ではない国なんてないよね。そんなことは誰しもがわかりきったことだけど、MT4という機械はそこまで賢くないようだ。

MTF(マルチタイムフレーム)採用のインジケーターなんかで、例えば日足10MAを5分足に表示するって場合も注意が必要だ。日足6本業者の場合、その日足10MAは理論的に正しいものではないからね。

こういう日足6本の業者でも5本の業者でも自在に対応できるシステムを作ることは可能だけど、相当面倒なので僕はやらない。そもそも、それらの業者を同時に使うことがないから、作ったってしょうがないんだけどね 🙄

もちろん、日足6本業者で不都合にならないEAやテクニカル、手法はたくさんある。単純に過去の足の本数をもとに計算されたテクニカルだけを使うものなら問題なしだ。勘違いのないようにそこは強調しておくことにします。

日足に依存するテクニカルを用い日足6本チャートで作られたシステムの働きは、日足5本チャートで正しく働いてるわけではない(その逆も然り)ってことを覚えておいてほしいと思います。

最後に、日足5本のチャートを使っていたほうが何かと間違いが少ないことは断言するよ!

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更新日:2014年03月07日(金)

著者プロフィール

トレンドストリーム
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FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。

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