欧州に関して深刻なニュースばかりが飛び交っております。
ユーロ崩壊は急ぎすぎかもですが、少なくともギリシャ崩壊は…。
このあいだのギリシャつなぎ融資決定を先送りしたり、ギリシャでは公務員の24時間ストで空港も閉鎖の方向、そしてムーディーズはイタリアを20年振りに格下げ、しかも3段階。
投資家不安が拡大せざるをえない要因の方が勝っている状態は継続しており、少なくともユーロを長期的に買うのはできないですね。
デイトレやスキャルならば買ってもいい局面はあるでしょうけども、それでもなんだか買いは気分的にコワイ。
ギリシャの崩壊はユーロ圏だけでなく、アジアやオセアニアにも当然影響してきます。
「リーマンショックの時より酷くなるよ~」という、お偉方たちの言葉がいつも脳裏をよぎってしまいますね 👿
そんな状況で、↓な前向きなことをあなたならどう解釈します?
ユーロ圏は債務危機を無事に乗り切れないとの見方が投資家の間で強まっているが、見落している点が1つあるようだ。それは一致団結しようとする政治家の意志だ。
「ユーロの死」は言い過ぎか、欧州政治家の一致団結する意志見落とす(ブルームバーグ)
危機を救おうとする姿勢は当たり前の行動なので、ここにきて「政治家の一致団結しようとする意思」程度で、(投資家)不安が安堵方面に移動する理由が全く見えてこないのは私だけでしょうか。
だって、こんな状況を招いたのは政治家でしょ 😆
VIX(投資家恐怖指数)は、40を超えてますし、危険域の30をずっとキープしたままです。
嫌な感じは続きますが、崩壊信仰派ではないので、世界経済が「再び」最悪なことにならないようには願います。
政治家は信用しないですが、人間は信用したいですからねぇ。
そうだ、これで日銀が(できれば単独でない)円売りユーロ買い介入をやってきたら、ちょっとだけ見直すかも。
更新日:2011年10月05日(水)
タグ: ギリシャ問題, ムーディーズ, ユーロドル, ユーロ崩壊, 日銀介入
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
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2011年10月05日(水) | カテゴリー: FXあれこれ