GW明け、ユーロ圏2大選挙結果は、市場にユーロ売りを招いています。
とりあえずは、私の思惑、いや希望的観測通りの結果になり、トレードとしては良かったな~といったところです 😆
先週から保有していたユーロドルのショートポジションは、ユーロ圏2大選挙の結果(経過)を確認しつつ、下方にあったストップロス売りの巻き込みを期待しつつ、最終的に今朝8時前に利食いのマックスシグナルが出たところで決済し、+154pipsの利益になりました。
2月~4月に掛けての安値を更新し、大きな窓を開けた状態というのが気になりますが、日足の終値がどこでクローズするかに注目しています。
このまま連鎖が続いて1.2950割れ辺りとなれば、ユーロ売り要因に加え、(期待薄ですが)ドル買い要因が絡んで、早くて今月中には今年の安値1.26231を目指すか、それを更新する勢いになっても不思議ではないかと思ってます。
フランス大統領選挙はオランド新大統領誕生、17年ぶりに社会党政権に交代したわけですが、下馬評通りの結果(織り込み済み)でもあり、まだこの段階で騒ぐものではないでしょう。
この新政権がユーロ相場に本格的な影響を与えていくとするならば、それはまだこれからなのではないでしょうか 🙄
それよりもやはりギリシャ総選挙の結果と、今後のユーロ動向に注目すべきでしょう。
まだ開票途中ではあるものの、連立与党が過半数に達していないということで、この流れだと過激派を含む左派政権の勢力によって、ギリシャがいよいよユーロ離脱という、ユーロにとって強いネガティブなシナリオが進んでしまう方向が現実的になってきそうです。
その影響度についてはドイツ・メルケル首相も「計り知れない」と以前に発言してます。
その他にチェックしておきたい事柄と言えば、ユーロスイスへのスイス中銀の介入、またも80円割れしてるドル円に対する日銀と政府の考えでしょうか。
そんなこんなな週明けですが、今日のこれ以降のトレードは(シグナル・基本ルール的に)ノーチャンスで終わってしまいそうな感じもあります。ユーロドルはしばし買いを入れることに強く躊躇しそうで、MAの状況にもよりますが売りだけでもいいかなとも考えます。
更新日:2012年05月07日(月)
タグ: オランド, ギリシャのユーロ離脱, ギリシャ債務危機, ギリシャ問題, ギリシャ総選挙, フランス大統領選挙, ユーロ崩壊
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
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2012年05月07日(月) | カテゴリー: ファンダメンタルズ, FXあれこれ