あくまでもどこかのアナリストが言ってることにすぎないのですが…。
ウォールストリートジャーナルでこんな情報が出てました。
日本の通貨当局が次に為替市場に円売り介入する場合は、従来の対ドルではなく、対ユーロになるとの見方が出ている。さらに、その過程で欧州金融安定基金(EFSF)の債券を購入し、欧州の債務問題の拡大防止に協力していることを対外的にアピールできるとの指摘もある。
日本通貨当局、次の介入は対ユーロか―欧州安定化に貢献との指摘も
信憑性という意味では当然ながら高くはないですが、こういった介入であれば欧州勢から異論が出ることは少ないでしょうから、なかなかいいんではないかな~と思います。
「次に介入するなら」という「次」というのが気になるところだとは思いますが、それについてはこの段階では誰もわからないです。
「ありそうだな~」というのは、介入直前の首相や財務省のコメントでなんとなく感じるくらいが限界でしょう。
それ以前に、投機筋なんかによる急激な(理不尽な)円高の動きがあれば、その予感をもう少し後押ししてくれる程度で。
ちなみに、円売りユーロ買い介入ということは、ドル買い円売り+ユーロ買いドル売りということ。
EURJPYに介入で↑ということは、計算上ではUSDJPYも↑でEURUSDも↑となる感じでしょう。
普段EURJPYが↑になる時は、USDJPY↑+EURUSD→だったり、USDJPY→+EURUSD↑ってのが多いですね。
それが、USDJPY↑+EURUSD↑ってなれば、EURJPYはむしろ↑↑という方程式に。
いずれにしても、ピンポイントで狙って介入相場に乗れることなんてあり得ず、予感が当たったとしてもそれはほぼ偶然でしかないです。
変な情報にだけは踊らされず、自分のスタイルと考えを貫きましょう 🙂
更新日:2011年10月03日(月)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
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2011年10月03日(月) | カテゴリー: FXあれこれ