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なんとかかんとかデフォルトを回避し、世界的に最悪の事態はとりあえず延期されました。

そして、ムーディーズの方もデフォルトリスクが低下したとのことで、見通し的にはネガティブであるものの、最高ランク「ＡＡＡ」からの格下げは見送る形になりました。

今後はバーナンキ議長が「経済失速の場合、量的緩和第三弾（QE3）など追加的措置をとる」と７月に証言しているので、ＦＯＭＣの方に注目がいく様子です。

今週末の米雇用統計は米非農業部門民間雇用者数は増加、失業率はかわらずと予測されていますが、さほど期待はされてはいないようです。

アメリカの方は、キナ臭い雰囲気もありつつ危機を表面的に回避したわけですが、欧州の方はギリシャ・イタリア・スペインとまだまだ（例えばムーディーズなんかにも）追い込まれている状態です。

この状態や先行きからユーロとＵＳドルが比較されて、どちらもダメだがユーロよりはＵＳドルの方がまし！という市場判断が優勢になれば、ユーロ売りドル買いに必然的に流れそうな気もします。

なんだか米国vs欧州のダメ出し合戦になってるような… 😕

テクニカル的にもユーロドル日足ではレンジが続いているのですが、５月から上値を切り下げながら日を追ってきています。今日時点で進行方向は下方ブレイク方面。いくつかの壁があるので、そこらを突破するかどうかに注目しています。

そんな雰囲気の中で、空想は空想として、相場はいつどう反転・急進するかわからないですから、目先の動きで売りも買いもしながら、今日もコツコツトレードです。