なんだかキナ臭いお話が。
どうやら、S&Pが米国債を格下げする前に、政府に通知していたのは報じられてましたが、一部のヘッジファンドや銀行に事前に「イッちゃうぜ」と洩らしていたとかどうとか。
もしこれが事実だったら、SEC(証券取引委員会)の規定違反になるんですって 👿
格下げ発表したのは8/5(日本時間8/6朝)で、「格下げするかもよ」という噂がながれたのも8/5の夜のこと。
なのに、8/4にはダウが512ドルも値下がりしてます。あまり関連はないかもですが、米雇用統計は改善値だったのにってのも臭う感じ。インサイダー取引があったとか?
どんな罰則があるのかとかはわかりませんが、格付け会社ってやっぱりキナ臭いです。
こっちは少ないpipsを取るために、あくせく気苦労してるのにさ 🙁
オマケ(wikipediaより)
格付けは、発行体の信用力に関する格付け(発行体格付け)と特定の債務に関してその債務者の信用力の格付け(個別債務格付け)に大別される。この格付けの対象である債券発行側から手数料収入を得て格付けを行うというビジネスモデルとなっている。
サブプライムローン関連債権などには、最上級であるAAA(トリプルA)など高い格付けが行われていた債権が多数存在していた。これらの債権は金融危機に際し、わずか数日にて最上級からジャンク格にまでの格下げが実施された。
サブプライムローン問題に端を発した一連の金融危機に際し格付機関の責任が問われる事態となり、格付けの対象である債券発行側から手数料収入を得ている事、不透明性、説明責任、などが問題視され金融危機を引き起こした一角として、米国上院、下院の両院で審議会が開かれ格付け機関の責任が問われる事態となった。
その後は、透明性、監督、説明責任の強化にかかる複数の条項が盛り込まれ格付け業界規制が実施されている。
更新日:2011年08月11日(木)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
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2011年08月11日(木) | カテゴリー: FXあれこれ