今週のトレードのまとめです。
取引通貨:EURUSD
5月21日(月) 0勝1敗 -15pips
5月22日(火) 3勝2敗 +17pips
5月23日(水) 3勝3敗 +81pips
5月24日(木) 1勝1敗 -10pips
5月25日(金) 2勝0敗 +73pips
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週計 9勝7敗 +146pips
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月計 34勝17敗 +1,051pips(5月)
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もはやユーロ圏にとってポジティブなニュース・要人発言は一時的な上昇効果を見せることしか出来なくなってる風で、ネガティブなそれたちへの反応勢力(ユーロ売り)に加担するほうが懸命に思っています。
相場では、「買い勢い < 売り勢い」といわれますから、短期間でプラス収支を積み重ねるには良い時期ではないでしょうか。
反面、買い局面が長期的に持続することは、その通貨に対する信用もあり、安定感もあるということで、長期的運用に適していると捉えるならば、それが現在のユーロに当てはまるでしょうか??
少なくとも私は当てはまらないと見ています。
というか、チャートを追って見てきていれば、私なんかの米粒だけではなく、多勢がそう思っているのは一目瞭然です。
週末、スペインのバンキア銀行が想定の2倍ともいわれる190億ユーロの支援を政府に要請し、S&Pはバンキア含む数行の格付けをジャンク級に下げました。スペインの景気悪化が顕著に現れてきてます。
ギリシャに関しては多くの要人達がユーロ離脱に強い懸念を示し、それを守るべく働きかけをしているようですが、ユーロ圏諸国にとっては逆にギリシャがユーロ離脱した方が景気回復促進剤になるという見方をする人たちもいます。
しかし、スペインやイタリアなどの大国となれば話は別で、それこそユーロ完全崩壊へと繋がるのは容易だとかどうとか。
ギリシャ離脱に関しては債権ファンドなんかもそれに備える動きを見せていたり、シティグループは来年1月1日がその日だという強い可能性を示してますが、しかしヘンに今頃から離脱確定と決め付けるのは間違いです。
トレーダーとしては、こういった危機というのは紙一重のところで(無理矢理にでも)回避されるという選択肢も残しておくべきです。
来週の見通しとしては、5月を終える週でもあり、まず月曜はアメリカ、ドイツやフランスなどのユーロ諸国が祝日なので無理なトレードは避けたいところです。以降は、ユーロ圏の大小指標の予想値が前回より低いものが多いことに留意したいです。
ユーロドルは今年の安値更新中ということで、次の下値ターゲットを再確認すると、2010年6月の1.18758となり、まだまだ距離がありますし、週足800EMAとバッティングしてる最中なので、小幅レンジ突入・リバウンド上昇に警戒しています。
今月の想定レンジもすでに200ポイント(pips)以上更新していますから、今月残りは「休むも相場」の勇気ある選択ってのもいいかと思いますが、たぶん私には無理っぽいです 😉
強い売り継続であれば、やはり目下の1.25000を極力広く割った形で終値クローズ(15分足以上)してもらいたい感じです。
今のところ、1.25~1.27辺りのレンジで経緯しつつ、ギリシャ再選挙前後の時期でドーンとラスト(?)”下落”スパートへの期待が芽を出してきました。
今週もお疲れ様でした!
更新日:2012年05月27日(日)
タグ: S&P, ギリシャのユーロ離脱, ギリシャ再選挙, スペイン債務危機, トレード結果
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2012年05月27日(日) | カテゴリー: 今週のトレード(更新休止)