被害額ほぼ1兆円！中国でテラクラスの投資詐欺

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2016年02月02日(火) | カテゴリー: FX業界・状況・関連

いや～中国はいろんな意味で危ないですね。マジで。

そろそろ日本も爆買いで浮かれてる場合じゃないかも。

被害者90万人、合計の被害額約9162億円(590億香港ドル)

中国史上最悪の投資詐欺が起こったようです。

具体的な方法は「ポンジ・スキーム」

投資者から出資金を募るけど、実際は運用せずに別の投資者からの出資金を自転車操業的にニセ配当金として回すやつですね。

日本でも何件も摘発されてるパターンです。

中国での具体的な内容は、

2014年7月に設立したEzubao社は、「社内のさまざまなプロジェクトに対する投資を募って、投資家に年間売上の9％から14.6％を還元する」という名目で資金を集めていましたが、実際はプロジェクトの大部分が偽物で、新規の投資家から集めたお金を以前からの出資者に渡してあたかも資金運用を行っているかのように偽装していた。http://gigazine.net/news/20160202-chinese-online-ponzi-scheme/

というもの。

設立者含め逮捕者20人以上出してるそうで、例のごとくと言ってはアレですが、

設立者は数億～85億円をプレゼントに使うなど派手なことやってたようです。

詳しい全容はリンク先をどうぞ。

いつも不思議に思うことがあるんですが、

騙される人ってのはいつでもどこでも絶えないもんだなということです。

騙す方が巨悪の根源には変わりませんが、

騙される方の無警戒心・情報弱者感・楽したがる傾向も大問題だと思います。

アメリカの詐欺師チャールズ・ポンジ

Charles_Ponzi
ちなみにこのポンジ・スキームっていうのは、

アメリカの詐欺師チャールズ・ポンジ(写真)から付けられたものだそうですが、

彼は出所後も数度の詐欺を働き、実質的にアメリカ市民権を剥奪されると、

1934年出身国のイタリアに戻り、さらに第二次世界大戦が勃発するとブラジルに渡ったそうです。

その後は心臓発作や脳障害、視力障害などに苦しみ、晩年はほとんど失明同然に。

最後は1949年、貧しいままリオデジャネイロ市内の慈善病院で没したとのこと。

悪いヤツにはそれ相応のツケが巡ってくるもんなんですね。

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更新日：2016年02月02日（火）

著者プロフィール

トレンドストリーム

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