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今年に入ってアベ効果が弱くなり、アメリカは悪天候から雇用低下するし、新興国通貨ショックなんかも割り込んできてドル円は頭を押され続けてきた。

でも、日足120EMA（およそ半年平均線）割れに3度もアタックされてもしっかりと割って滑落しないのは、まだ信頼が崩れていないひとつの証明になるし、何かしらの期待が下支えしてるんじゃなかろうかと思うんだけど、どう思う？

春の訪れとともに上昇モードに入ってきたけど、この勢いと流れを止めないためには今夜の米雇用統計は重要だと思ってる。これまでの雇用統計鈍化は悪天候要因だったからと「ふむふむそりゃ仕方ないよね、じゃあ売り浴びせは止めておこうか」という心理があれば、天候という心配な件がなくなった今、雇用統計がネガティブになってしまうと先々まで心理的な悪影響をおよぼしかねない。

何といっても、今年の11月4日にはオバマ政権にとって「命運を賭けた最後の戦い」とされる中間選挙が待っているから、ヘタなことが出来ないのは間違いないだろうね。もともと前FRBバーナンキ議長が量的緩和終了を「2014年末くらいじゃね？」としていたけど、今のイエレン議長は「経済の改善が継続し、今のペースで減額を進めれば秋には終わっちゃうわよ」といった前倒し発言をしてるし。

アベさんが最後の一手（法人実効税率の引き下げ）で勝負してくるんだったら、アメリカがシナリオ通りに順調な道を進んでるうちがもっともいいかもしれないね。もちろん、そうするため足並みを揃えようとしてる部分があるかもしれないけども。

と、今夜の米雇用統計の予想値を見直してみたところ、 非農業部門雇用者数が上方修正されてた。3月26日の時点では19.5万人増だったのが、いまは20.0万人増になってる。ハードル上がってもうたけど、まずここが正念場だ 🙄

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ノーシグナル。雇用統計前の買い（売り）控えってことでいいのでしょう。レンジの狭さがアベトレンド前の低水準くらいになることがレギュラー化してる点がイヤな感じです。でも確実に言えるのは、何か大きな材料が待たれてるってことで。

ECB政策金利の据え置きは予想しやすかったと思いますが、そろそろユーロドルは長期的滑落に入っていけばいいのにと思っています。しかしそれも1.3964～1.4000以上を月足終値でクリアされるとリセットします。
最初の売りAは金利据え置きだと見込んでいたんですがEAに委ねたところストップロスです。ここは判断を間違ったと言えますが、その前にもっていた裁量売りポジを直前で利食いしてたからこそ放置できた感じです。単なる言い訳ですが(笑)
ドラギ発言がはじまってから、危険ですが裁量買いでササっと利食いを得た後、発言が落ち着いた頃に次の売りAが確定します。このあたりはそれまでの値動きがキモチ悪かったので久々にハラハラしました。利食いは当日の想定レンジを100%達成した足確定にて、手堅いです。

USDJPY　2勝0敗　+22.3pips(+6.5,+15.8)
EURUSD　4勝1敗　+51.7pips(+5.0,-20.9,+16.7,+22.6,+28.3)
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日計　6勝1敗　+74.0pips
週計　18勝8敗　+119.5pips
月計　14勝5敗　+127.2pips
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お疲れ様でした！