ご存知の通り、米雇用統計は失業率が6.3%→6.1%にポジティブサプライズ。
ダウは17,000ドル台、米10年債利回りは2.6%台に回復してきた。
年内の6%割れが射程圏内に入ったと言ってもよさげだ。
リーマンブラザーズが破綻したのが2008年9月、その月の失業率が6.1%、さらに前の8月も6.1%で数字的には悪夢序章と同じ水準に低下した模様だね 🙂
続きの前にランキング投票お願いします。
その前の7月の失業率が5.7%、リーマンショックを挟んで1年後の2009年9月には9.8%まで加速度的に4.1%も崩壊していったのとは逆に、この1年での回復度は1.5%(2013年6月:7.6%→2014年6月:6.1%)と対照的で、下るよりも上がる方が遅いっていう相場法則は物理と同じでなんか不思議だ。
ECB政策金利は据え置きだったけど、ドラギ総裁が「ユーロ圏の経済リスクが引き続き下向き、ABS購入の準備作業を加速した」というのもユーロ売りドル買いのちょっとした後押しになったのは間違いないなさそうだね。こっちにサプライズ的なものがあれば大荒れだったろう。
でも、ユーロショート派な今として本当に期待したいのは米型の債券購入による量的金融緩和だ。
と、話を戻して米雇用統計が数字的に強いポジティブサプライズだったのに、発表前から高値までたったの34pipsしか吹き上げなかった方が心配だ。
ボラティリティの低下が著しい中、想定も実績もレンジが狭く、そのプレッシャーを一時的にでも跳ね除ける威力がないってのはね…。
せめてNY引け(昨夜は早引け)までに1円ほどは上昇しないと…!
あの頃のようにw
そんな風で、ドル円は日足上雲にザックリと差し込んだ。
雲の上限102.50ほどのレジスタンスを抜けるのか?抜けるのならどういった材料なのか?
いまのところ思いも雲の中だ。
USDJPY ノートレード
EURUSD ノートレード
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日計 ノートレード
週計 4勝3敗 +23.6pips
月計 2勝3敗 -19.7pips
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お疲れ様でした!
更新日:2014年07月04日(金)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2014年07月04日(金) | カテゴリー: 今日のトレード