FXトレードをMT4のEA(自動売買)で効率的にするための実践・検証・開発・情報配信サイト

ドル円もユーロドルも随分と動いてきたから、今週なんかは比較的落ち着く(調整)かな。

特にドル円はアレもコレも上値の限界値を超えまくり。

大きなレジスタンス（5年もの）にあたって、少々押し目を作ろうか？或いはグッと調整売りに入ろうか？というところ。

今月の想定レンジは2円92銭だったのが、終盤を迎えてすでに5円35銭と180%以上達成してるからね。

9/25(木)くらいまでは反転が優勢気味だったり、ショボショボな動きになるかもしれないね。イヤな感じだけど、今月は調子がいいからツケが回ってくる時期かもと覚悟してる。

快適なトレードをするにはそれなりのボラティリティが欲しいところで、続きの前にランキング投票お願いします。

ぼくの場合は1日80～120ポイントの値動きを希望している。ここにきてようやく、想定値も実績値も範囲内に入ってきてることろだ。

photo by Leo Grübler

想定値というのは過去一定の期間の値動きから計算して、「今回はこんくらいだろうね、たぶんね」とするもの。

この想定レンジ内に値動きが収まる確率はとても高く、達成した途端に反転することも少なくない。

2002年～2012年の10年間、ユーロドルの場合だと、1日の実績レンジが想定レンジの70%以上になった確率は80%と高い。

そして、レンジ幅が大きくなるには想定が崩れなきゃならない。

例えば、過去5日間の実績の平均を翌日の想定値とするならば、5/5/5/5/5ときたら想定値は5だということは誰だってわかるね。

希望する想定値を8としよう。

過去5日間の値動きが5/5/5/5/10ときたら、6だ。

前日に10も動いたからといって期待するのは時期尚早だね。

翌日が想定通りに6動いたとしても、その翌日はまだ5/5/5/10/6だから6.2だ。

5/10/6/8/8ときてもまだ安定感足りない。

希望の8レベル以上になるにはもっと平均的にボラティリティが上がる必要があるから、数日値動きが活発になったからといって焦ったり興奮したりせずに、じっくり動向を見守ったほうが無難だ。

ぼくはその想定レンジをチェックするためにRARというインジケーターを作って見守ってるけど、自分で計算したり、あるいは自分でインジケーターを作る場合は以下の計算式でどうぞ。

当日の想定レンジ＝（前日レンジ+過去5日間のレンジ平均+過去10日間のレンジ平均+過去20日間のレンジ平均）÷4
※日足以下の時間足で計算して使ったことないですが、例えば次の1時間の想定を得たいなら、5日10日20日の部分をそのまま適用して5時間10時間20時間と曖昧な数値にせず、6時間12時間24時間とかの区切りよいものに調整した方がいいと思います！

ちなみに、想定レンジは方向性を探るものではないので、主に利食いタイミングやトレードの止め時、或いは反転攻めをする時に有効活用できると思いますよ。
　

USDJPY　1勝2敗 -20.7pips(JB: +4.2 C5: -15.9,-9.0)
EURUSD　0勝1敗 -9.6pips(C5: -9.6)
—————————————————————————————————————————–
日計　1勝3敗 -30.3pips
週計　1勝3敗 -30.3pips
月計　43勝39敗 +505.0pips
—————————————————————————————————————————–
※JB…Jackie Bollinger
※C5…Core5
（裁量決済・ノーエントリーたまにあり）
※DC…裁量・システム未完手法など

お疲れ様でした！