FXトレードをMT4のEA(自動売買)で効率的にするための実践・検証・開発・情報配信サイト

ぼくが師と仰ぐ人と数年ぶりに対話した。彼は一部の有名な人やアナリストとは違って表舞台に登場しない。それを嫌ってはいないが、かなり消極的だ。

以前はごくごくちっさい規模のセミナーもやっていたが今ではてっきりやっておらず、ひっそりと自身のトレードをやったり、外国のファンド運用を任されたりしながら、何億という資産を運用しているとは思えないような質素な生活を送っている。まるで仙人のようだ。実際、お金を何にどう使っているかはわからないけどね(笑)

ちょうど彼も自身が考えるロジックをEAに起こしていたところだったんだけど、彼もぼくと同じでフォワードテストというやつをほぼやらない。正確には過去のチャートのウォークフォワードテストで用件は満たされるという理論だ。あらためてウォークフォワードテストについて書くことはないけど、はじめてのひとのために簡単に説明するとこうだ。

ロジックを作るために検証する過去の期間を5年とするなら、『前半の数年だけでまずロジックを作り、後半の数年を無調整で走らせて結果を見る』って寸法だ。これは今日ロジックが出来上がったとして明日から数年もの長い期間フォワードテストすることと実質的に同じだけど、とても効率的にテストができるね。（客観的には過去5年のバックテストと変わらないんだけど、やってることが単なるバックテストではないってことがなかなか外部には伝わらない）

論理的思考（たとえばボラティリティや時間的要因あるいはファンダメンタルまで、さらにそもそも論など）を伴っているから、単純にプライスや平均値、テクニカルがだす数値を机上にならべて紐付けしながら（機械的に）最適ロジックを探すだけの作業とは違うんだそうで、これはぼくもそうしてきたので納得すぎ。

「フィルタリングが多い＝カーブフィッティングだ」なんて考えにも陥らないんだそうだ。確かに、フィルタリングが少ないからといってそれが素晴らしい働きをするかといえばそうじゃないからね。分析をするうえで必要なものを必要なだけ用意したら多くなっただけかもしれないからね。ちなみにぼくの考える明確なカーブフィッティングってのは過剰なナンピンとかマーチンゲールを使って損益曲線を右肩上がりに調整することかな。

今回の対話には公にしない（したくない）件もあったんだけど、開発を進めるにあたってモヤモヤしていた部分がだいぶ晴れてよかった！ということでした 😛

おっと、今月はプライベートのほうを満喫（とまではいえないけど）することになったので、トレードはほぼEAに任せといて、空いた時間にぼちぼち開発・検証をするダラダラした感じになりそうです。

→必ずバツグンのトレードシステムを完成させます。なので応援してください。

ノーシグナル。裁量で買ったところがあまり良くなかったようでした。

最初の買いAはだいぶ遅れてエントリーしていましたので微損で終えてました。その時、立ち会っていなかったので詳細がわかりませんが、1分足をみるとエントリー条件が一致して1分以内に急落してたからでしょう。NDD方式でスリッページがほぼないのでこんなこともあり得るんでしょうかね。
その後の売りAは前日安値付近に達したところで裁量でさばくことできたのですが、EAに任せたところ微益で決済となりました。可もなく不可もないトレードです。

USDJPY　0勝1敗　-17.8pips(-17.8)
EURUSD　1勝1敗　-0.5pips(-2.3,+1.8)
————————————————————————
日計　1勝2敗　-18.3pips
週計　1勝2敗　-18.3pips
月計　51勝48敗　+197.9pips
————————————————————————
お疲れ様でした！