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ユーロは買えない。次の売りチャンスを待とう。

▼3月19日（火）
EURUSD　2勝2敗　+106pips(-23,-13,+67,+75)
USDJPY　ノーエントリー
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日計　2勝2敗　+106pips
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週計　3勝2敗　+125pips
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月計　32勝27敗　+529pips（3月）
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深夜まで粘った方々、お疲れ様です :-)　しっかりとユーロ売りで利食えたでしょうか？

私はイベント（キプロス救済案の採決）前に軽く2敗を喫し、0時前に5分で前倒し玉、画像の15分足売りシグナル確定で確定玉を投入しました。

1時開始予定だった採決を前に、与党棄権の報道があったことから否決になることはそこそこ予測できましたね。なので、リミットを1.2850のバリア手前1.2855に置き、その前の防戦買いが強くなかったことを確認して寝ました。バリア（付近）で利食うのはだいたいいつでも手堅いかと。

キプロス騒動に関する第二幕はざっとこんな感じだったでしょうか？

●キプロス財務相が辞表提出の報道。
●同与党が救済案に関する採決を棄権と報道。
●同議会は銀行預金課税法案を採決の方向へ。
●同財務相が辞表提出を否定。
●同銀行預金課税案は、棄権19票、反対36票、賛成0票で否決。
●同議会は木曜まで一時休止。

混乱のキプロス

ユーロ的にはキプロスが支援を受けるには、銀行預金課税を承認することだとしています。小口預金は対象外と修正されたものの、それは大口への課税負担が掛かることになるので、キプロス基盤のロシア企業の半数以上が資金引き揚げの準備もしているといった具合ですからいずれにせよダメージは大きいっぽいですね。

しかし、今回否決されてしまったことから、ご破談ともなればキプロスはデフォルトやユーロ離脱の可能性が強まっています。

ただ、キプロスはユーロ圏では小国な上、去年から今年にかけて立て続けに格下げを受け、すでにジャンク級となってることは覚えておきたいこと。それでもデフォルトともなれば他国への波及不安でユーロ売り路線が継続することは変わりなさげです。

気になってるのは、本日までキプロスの銀行は休業になり、議会が木曜まで休止となったので、いつどのような状態で銀行が営業再開するのか？といったところです。

この流動的な状態で銀行がオープンすると、小口も大口も預金を引き出しにかかってパニくりそうですし…。

キプロスの選択に強く注目しておきましょう。

ここでテクニカルに目を移してみます。

ユーロ売りは売りですが、今月をあと10日ほど残したところで今月の想定レンジ588に対し、実績は290とまだ300近い幅があります。

売り目線で想定レンジを少なくとも100%達成すると見込めば、1.25半ばまで下落余地があることになります。

ざっくり、1.2830を日足終値レベルで下抜けば、次の下値ターゲットが1.257という感じです。

ドル買い要因の発生有無も関連するでしょうが、この状況下ではユーロ売り単独要因でも十分にあり得るものではないでしょうか？ 🙄

今日も一日お疲れ様でした！