日足の示す通りになってきたユーロドル下落。
▼3月18日(月)
EURUSD ノーエントリー
USDJPY 1勝0敗 +19pips(+19)
————————————————————————
日計 1勝0敗 +19pips
————————————————————————
週計 1勝0敗 +19pips
————————————————————————
月計 30勝25敗 +423pips(3月)
————————————————————————
大きな下窓を開けてスタートした原因はキプロスショック。
ユーロ圏財務相会合で合意されたキプロス救済計画は、100億ユーロの支援提供の見返りに、銀行預金から9.9~6.7%の課徴金を課すという前代未聞なもので、それにより欧州債務危機に対する不安再燃につながった模様です。
キプロスは祝日で銀行休業日でしたが、怒れるキプロス市民がATMに殺到したというのはもっともなこと 👿
キプロス国内での同救済計画に関する採決は延期され、19日午後6時(日本時間で20日午前1時)に再び開かれる方向。尚、銀行は19日・20日も休業となったようです。
ニュースをいろいろと徘徊していると、ユーロ各国の要人は(定例の?)楽観視したような発言が目立ちますが、ファンドやアナリストなど市場レベルでは「ユーロ売り」やそれにつながる意見が圧倒的で、その温度差を感じます。
為替レートは市場が決める、という原則を重んじるなら…??
キプロスはユーロ圏の中では規模の小さい国ですが、ギリシャ・イタリア・スペインなど再三の債務危機を辿ってきていますし、ユーロ圏諸国のネガティブ要因はユーロ全体の問題に広がるかもしれないという考え方は根強い様子です。
採決に関しては、
否決された場合、キプロスはデフォルト(債務不履行)の可能性が高まり、ユーロ圏から離脱する可能性が高まることで、欧州債務危機第2幕が始まることになる。
承認された場合、キプロスへの金融支援は実施されるが、ユーロ圏の重債務国の金融機関から、預金課税を懸念した資金流出が起こる可能性があることで、欧州債務危機第2幕が始まる可能性が高まることになる。(フィスコ)
と、どっちにしろマズい様子ですね。
本日も荒れそうですが、トレードチャンスありなし、トレードするしないに関わらず深夜1時くらいからのチャートウォッチングはそこそこ価値のあるものになりそうですね。
明日は祝日ですから、兼業の方もぜひ 🙂
今日も一日お疲れ様でした!
更新日:2013年03月19日(火)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
あわせて読みたいFX関連記事
- 2014年5月9日 逆張りで今年2番目の大収穫になった理由:2014年5月8日(木)のトレード[+101.8pips]
- 2014年1月10日 [+31.0pips]バリアライン前後での巨額マネーの動き:2014年1月9日(木)のトレード
- 2014年1月25日 [+182.9pips]悲観ネタ強すぎてシナリオリセット:2014年1月24日(金)のトレード
- 2013年5月11日 [+196pips]デイトレはデイトレ、スイングはスイングで:2013年5月10日(金)のトレード
- 2013年4月13日 そうそうそう、こんな時もあるある。:2013年4月12日(金)のトレード(+70pips)
- 2013年4月16日 [+106pips]ドル売りの流れからボストン爆破事件…:2013年4月15日(月)のトレード
- 2013年3月1日 ファンダメンタル(取込み)はさほど難しくない:2013年3月1日(金)のトレード(+91pips)
- 2013年4月6日 アメリカ失業率が2009年以来の低水準に:2013年4月5日(金)のトレード(+116pips)
この記事は約 3 分で読めます。
2013年03月19日(火) | カテゴリー: 今日のトレード