この真の意味がわかってくると、トレードへの苦しみがかなり軽減されますよ。
(繰り返し)同じ通貨ペアで同じ時間足であれば、チャートはほぼ世界共通
であるのに、必死に様々なインジケーターや分析やフィルタリングを駆使して、抜群っぽいエントリーポイントばかりをあまりにも多くの人が探っていたり、待っていたりするわけです。
例えるなら、皆が全く同じ金脈のある鉱山に挑んでいるとするとします。
採掘道具の開発や使い方の研究にばかり躍起になって、掘り当てた金塊に見切りをつけて上手に運び出す術に対しては少々無頓着っぽいのでないかと。
だから、曖昧な判断と欲や期待に支配されることが多くなって、挙句の果てにその鉱山で生き埋めになってしまうというか… 😕
いろいろと見たり聴いたり読んだりと経験してきて、私が疑問に思ってきたのは、エントリーポイントへの探求は濃いのに、利食いポイントに関してはなんて淡白なものが多いんだろうということなんです。
エントリーした後に、どう動くか誰もわからないということをわかっていながら。
エントリーするためのトレードではなく、利食いするためのトレードだとわかっていながら。
誤解のないように言えば、エントリーポイント探しに必死になることが間違いだということでは断じてありません。
トレーダーが100人居れば100通りの判断・結果があるという言葉に従い、それぞれの観点や判断を尊重をすべき(無根拠な感覚エントリー除く)ですが、トレードは損益プラスという結果が全てなので、利食いに徹底的にこだわった方が良いのではないかということです。
理想的なトレードスタイルというのは、適切な資金マネージメントとロットコントロールを踏まえた上で、その時々の状況で満足のいく、あるいは、諦めのつく利食い判断が出来るシステムがありつつの、ファンダメンタル要因などを利用した判断を適宜加えるものなんだと、改めて思い直しつつ開発をしています。
あ、損切はトレード判断の中で最も簡単なので理想には含んでません 😮
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