金融庁の認可を得ている国内業者でMT4採用してるところを比較です。
最新版はこちらから→『 国内MT4採用業者を徹底評価』
→より詳しい業者比較を広告なしで更新中です(2014.1.23追記)
(以下、過去記事)
個人的に、税制改正や5分足以下でのスキャル環境見直しのためなどから、業者をFXDDから国内業者に変更しようと進めているんですが、それにあたっていろいろ情報が集まったのでシェアしましょう 😛
どうしても単純検索でヒットするものはアフィリエイト誘導目的の情報サイトが多く、比較の基準が不明・曖昧なものがほとんどなので、自分の目で1つ1つ確かめないと気がすみませんでした。
各リンクはアフィリエイトとかではないのでご安心して(笑)クリックどうぞ。
どこがよさげかは最後に発表します。
ちなみに、自己資本規制比率は高いほど良く、200%を下回るとアブネーぞというものです。
金融庁認可ありな国内MT4採用業者(2012.10.1現在)
※自己資本規制比率は左から、2011年12月→2012年3月→2012年6月
■アルパリジャパン(→公式サイト)
●スプレッド(EURUSD):0.8~1.1(→もっと)
●自己資本規制比率:1151.5%→1160.1%→767.9%(→詳細)
■サイバーエージェントFX(→公式サイト)
●スプレッド(EURUSD):2.0(→もっと)
●自己資本規制比率:698.9%→753.2%→707.3%(→詳細)
■FOREX.com(→公式サイト)
●スプレッド(EURUSD):2(→もっと)
●自己資本規制比率:420.8%→425.4%→374.7%(→詳細)
■FXトレードフィナンシャル(→公式サイト)
●スプレッド(EURUSD):1(→もっと)
●自己資本規制比率:359.6%→426.3%→338.4%(→詳細)
■FXCMジャパン証券(→公式サイト)
●スプレッド(EURUSD):2.9(→もっと)
●自己資本規制比率:338.4%→357.4%→423.8%(→詳細)
■セブンインベスターズ(→公式サイト)
●スプレッド(EURUSD):1.8~2.4(→もっと)
●自己資本規制比率:165.2%→267.2%→182.6%(→詳細)
■アヴァトレード・ジャパン(→公式サイト)
●スプレッド(EURUSD):1.9(→もっと)
●自己資本規制比率:1016.0%→923.5%→710.0%(→詳細)
■外為ファイネスト(→公式サイト)
●スプレッド(EURUSD):0.2~0.8(→もっと)
●自己資本規制比率:362.1%→352.5%→383.1%(→詳細)
いくつかの業者にピックアップして詰めてみると
当初はアルパリ決定目線で調査を始めてたんですが、ここにきてアヴァトレード・ジャパン、外為ファイネストという初めて目にした業者が気になりました。
業者的な安定路線では、サイバーエージェントFXも気になりますがスプ2は普通かなと。
アルパリ:アヴァで比較すると、やっぱりスプの狭さで優位っぽいのでアルパリジャパンですかね。プロ口座だとさらに優遇が受けれそうですし。後は、実際のライブ口座使用感がどうなのかってことです。こればっかりは使ってみてからですね。
私は昔、CMSジャパンという業者のVTトレーダーというMT4に勝るとも劣らないチャートが気に入って利用していたのですが、レバ規制などにもまれつつ業者が淘汰されていく中で、Forex.comへ一部事業譲渡され、さらに去年、米国の親会社からアルパリ(UK)に完全に売り飛ばされ、今のアルパリジャパンの養分となってしまてるんです。
次に、外為ファイネストってのもスプの狭さとCurrenex ブリッジ採用というので注目度が少々アップ。
Currenex ブリッジとは、公式サイトによると「発注から約定まで一切人手を介さないSTP(Straight Through Processing)方式により、ハイスピードとレートの透明性を極めたMT4が可能」だとか。
でも、香港拠点の中国系Hantec Group一員という点が気がかり。ご時勢的に(笑)
最近、MT4サービスにリニューアルが入ったようですが、自己資本規制比率が200%切ってるセブンインベスターズはとりあえずないかと。
FXCMジャパンは有名業者ですが7月に業務改善命令(→財務局PDF)が出ており印象悪くこちらもなさげ。
あと一つは、純血種のFXトレードフィナンシャルもいいかと。小倉優子が看板の業者ですね。
EURUSD以外の主要通貨のスプの狭さも申し分ないですし、個人的な魅力は9月にAndroid対応のスマホ用MT4がリリースされたこと。国内では一番乗りだと思います。
他にも、「MT4i」という裁量トレーダー向けのMT4拡張機能的なEAもあったりして好感触です。でも、1000通貨単位の取引ができないので、それを望む人には残念な話ですね。
さらには、MT4とは関連しませんが「HIGH・LOW」っていうバイナリーオプションもやってます。
で、結局どの業者がもっともよさげだったのか
実績とバックボーン的にはアルパリ・ジャパン、サービス・機能的にはFXトレードフィナンシャル(FXTF)といったところ。
スプレッド(EURUSD)的には両社大差ないですが、アルパリは「キャンペーン中スプレッド」の0.8~1.1、FXTFは「原則固定」で1.0というもの。でも、スプが狭くてもスベリが多かったら意味ないですけど。スベリが多いからスプ狭くしてる戦略だったりね。
いまこの瞬間に限っては、FXトレードフィナンシャル(FXTF)がわずかにリードしてる感じです… 😕
この両社と自分のスタイルとをもう少し比較して、遅くても年内にはどちらかに絞るつもりです。
更新日:2012年10月01日(月)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2012年10月01日(月) | カテゴリー: FX業界・状況・関連, FXあれこれ