それなりの期間で勝率100%を達成することはまず不可能だとしますが、それを目指すことはそれなりに心得ておくべきだと自分に言い聞かせてます。それを前提で今回は「負け」について少々。
私自身のスタンスでは、「なぜ負けたのか」を追求しても追及しすぎることはないとしていきました。その時間があるなら、大小の勝ちトレードを振り返って、勝ったときのことを繰り返し脳裏にインプットしたいからです。そして、トレードで負けること=損失を被ることは必要悪だともしています。
タイトルのように「負けに不思議の負けはない」のですから、負けの種類は限定されると思います。
①ルール通りに損切った。
②損切るべきところで切らなかった。(結果、余計に負けた)
③損切るべきでないところで切った。
④入るべきでないところで入った。
⑤入るべきでない時間に入った。
⑥瞬間的に大きな値動きをした。
といったことが挙げられると思います。
①は必要悪ですので、許容最大値を10pipsまでとするか30pipsまでとするかはそれぞれで、感情を抑えて受け入れれば済むことです。
②と③をやってしまう場合は、単なる勘や恐怖感、無根拠な値ごろ感だったりすることが多いです。
④は根本的にエントリールールを守っていないということですから、進んで負けトレードをしようとしているって思うようにならなければマズいです。結果的に勝ってしまうこともありますが、それがタチの悪い勝ち方です。
「あの時はうまくいったから」と繰り返してまた余計に負ける…を自然と繰り返してしまいます。それで勝てるようだったら、「良いエントリールール」として自分のルールに正式に追加してからがいいです。
⑤、これに代表されるのは米雇用統計発表時にやっちゃうなどです。
他には、「昼の13時~16時は絶対やらない!」と決めてるのに普通にやってしまうことです。
なぜその時間にやらないと決めたかを思い出すといいと思います。その時間帯は勝ちにくいからそうしたんですから。
それでもというなら、エントリー条件をパーフェクトオーダーとなった時だけにするとか、ロットを控えめにしてチャレンジするとかで調整するといいと思います。
⑥はもうどうすることもできません。損失を限定するために、保険的なストップを入れておくことを強く推奨します。
このような感じで、感情と負けをコントロールしながら、利益を少しでも多く残していきましょう!
更新日:2011年06月06日(月)
タグ: 損切り
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
あわせて読みたいFX関連記事
- 2011年12月1日 損切りはコワくない。むしろコワいのは損切りをしないこと。
- 2013年12月26日 年末年始、気になる米指標まとめ
- 2013年12月19日 取引履歴を一部公開しましょう。ドル円ポジショントレードのやつ。
- 2013年12月19日 FOMC声明とバーナンキ発言で気になったことピックアップ
- 2013年12月17日 海外FX業者が払い戻しに応じない!
- 2013年12月17日 アメリカ量的緩和縮小は来年に持ち越しかも。
- 2013年10月15日 米デフォルト問題、時限爆弾残り3秒、赤を切る?青を切る?→1秒前セーフな幕切れか
- 2013年10月12日 事故死した桜塚やっくんがFXで年収数千万の噂→実は数千円!?
この記事は約 2 分で読めます。
2011年06月06日(月) | カテゴリー: FXあれこれ