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今週のトレードのまとめです。

取引通貨：EURUSD,EURJPY,USDJPY

6月4日（月）　ノーエントリー
6月5日（火）　1勝0敗　+31pips
6月6日（水）　1勝3敗　+180pips
6月7日（木）　6勝5敗　+11pips
6月8日（金）　0勝1敗　-14pips
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週計　8勝9敗　+208pips
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月計　9勝9敗　+297pips（6月）
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800EMA（15分足）を中心にして上昇がなんとか優勢な一週間でした。

今の段階では、これが売り再開への戻りなのか、本格上昇トレンドへの布石なのかは判断つきませんが、どちらかというと売り再開ではないかと思っています。

そういう局面だったからなのか、あまりよろしくないトレードが大半となりました。

来週末には、大きなイベントとなるギリシャ再選挙が控えていますが、選挙の延期（根拠不明）というウワサレベルの話もあったり。前回の選挙で躍進した緊縮反対派の急進左派連合（SYRIZA）ですが、最近の世論調査では新民主主義党（ND）が支持率で抜いたり抜かれたりの状況です。

また、6/9にスペインは最大10兆円の銀行支援を要請することにしたようです。

これはギリシャ再選挙後に市場が混乱に陥った場合の策ともいわれていますが、ユーロにとってこれが一時的な好感なのか、スペインの危機の深刻さをさらにアピールする材料と受け止められるかは、月曜オープン以降の市場が示していくのではないでしょうか。

シティグループが、ギリシャが無秩序なユーロ脱退となればVIX（投資家恐怖指数）は80にまで上昇し、ユーロドルは1.01(!)まで下落の見通しと発表してたりとか、ムーディーズがそれはユーロ圏全体の格下げにつながるとか、ネガティブな見解が多数を占めていますから、ギリシャ脱退がさらに現実に近づくような事態が起これば（スペイン関連などのマイナス要因も含めて）、ユーロのパニック売り連鎖は歯止めが利かなくなるのは必須なのかと。

ただ、それをできる限り食い止めようとする圧力が発生することも大いにありますので、まさに緊迫した状況が続いていく1週間（またはそれ以上）になると思います。

来週の見通しとしては、まずスペイン支援要請に対する市場反応が月曜オープンでどう示されていくか、だと思います。

金曜深夜以降のユーロドル上昇は、それを見込んだロング仕掛けとか、単なる週末ショートカバーだとか意見が分かれてるっぽいですが、実際のところどうなのかはワカリマセン。

そして、ギリシャ再選挙結果待ちによるレンジ突入には要警戒です。場合によっては「逆張りからのトレンドフォロー（狙い）」が有効に働くかもしれないですが、あまり欲張った入り方はせず、メイン玉より小さいロットで「先行玉、試し玉」といった具合がよさげです。

しかし、仮に急進左派連合（SYRIZA）が支持率を上回るような状態になれば、週末にユーロ売りの先走りが先月の総選挙前のように増えるかもしれませんね…。で、結果的に急進左派連合（SYRIZA）が勝利すれば、それはもうユーロ売りまくりなのかと。

個人的なテクニカル上の見解としても、日足・4時間足・1時間足ともに下降再開の前段階になっているようにも見えます…。それは下降の方が儲かりやすいぞ！と思う脳がそう見せてるだけかもしれません。果たしてそうなのかどうなのか…！？

最後に、こんな記事を参考にしてはいかがでしょう。
■ギリシャ再選挙の行方

いろいろと思惑を巡らせるのも面白いのですが、その個人的な思惑がオーバーヒートして欲望に変わり、変な建玉した挙句、思惑が外れて恐ろしいことにならないようにはしたいものです。

今週もお疲れ様でした！