ギリシャ問題は紆余曲折ありつつ、とりあえず、とりあえずは危機を遠のける形に。
まるでパパンドレウ首相のパニックであったかのような対ギリシャ包括支援に関するの国民投票も簡単に撤回され、ギリシャは内閣不信任を避けることもでき、なんとか国際的支援をうけて財政再建を目指す方向になりました。
そうはいっても目の前にあった危機が回避されただけであって、市場混乱の拡大は食い止められたものの、ユーロを巡った市場不安が消滅したというワケではありませんね。
まだイタリアという巨大な爆弾に、ベルルスコーニ首相という危険な発火装置があります。
IMFからの監視を受け入れたイタリアですが、その政府債務はほぼ2兆ユーロ(約200兆円)、ギリシャの5倍はあるとか。
それだけでもイタリアの財政破綻がどれだけ威力を持っているか想像がつくと思います。
ギリシャの比ではないです。
スキャンダルと失言まみれのベルルスコーニ首相はギリシャのパパンドレウ首相と同様にユーロ圏ではイタい要人扱い。
それでも自国危機を回避しようとは動きますが、造反なんかで連立与党の足並みが揃わないという障壁もち。
ギリシャもイタリアも、首相の辞任が求められるのは当然なのかと。
ただ、この一喜一憂する状況は、短期トレーダーにとっては意外とやりやすいのかと思います。
ドル円が上下からの圧力で膠着状態の中でユーロドルが上下に短期~中期トレンドを形成してくれれば、ユーロ円なんかはユーロドルとほぼ同じような感じでトレードできそうです。
更新日:2011年11月06日(日)
タグ: イタリア, イタリア危機, ベルルスコーニ, 財政危機
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トレンドストリーム
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FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
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2011年11月06日(日) | カテゴリー: FXあれこれ