トレードを一攫千金・瞬間的ギャンブルと捉えず、長期的(半永続的)な資産の増加手段としたい方へのメッセージ的なアレ。
トレードを成功に導き、理想の自分に近づくには、資金とか手法とかマネージメントとかメンタルとかは当然大事な要素ですが、それよりも勝つ為の思考が伴っていなければダメだと思います。
その思考も、ただ思うだけでなく、考えてみるだけでなく、トレード実践を重ねながら思い考え、そしてトレードオフタイムにも可能な限り思い考えることで、脳裏に植えつけられ、その目には見えない力が目に見える結果として現れてきます。
確実に。
●近くの恐怖という思考
まずは、嫌な感じの言葉ですが「恐怖」という思考からです。
トレードをするにあたって、必ず付きまとうもので、誰しもが経験するものが恐怖です。
これはトレードにおけるメンタルとよく言われるものにも当たる面もあると思います。
そのようなことから、それを「近い恐怖(近くに潜む恐怖)」とでも表現することにしました。
では、例えばどのような恐怖があるのでしょう。
・とりあえずエントリーしなきゃ!チャンスを逃すかも!!という恐怖
・ポジションが損失方面に進みすぎたらどうなるかという恐怖
・損切りが連続してしまった場合の恐怖
・無計画に気まぐれでロットを増やした時に限って、ガッツリ負けるかもしれない恐怖
・システムが止まったり、PCがぶっ壊れてポジションがコントロールできなくなった時の恐怖
・損切りをせずに含み損が膨らんで、資金を食い尽くしてしまったときの恐怖
・資金がなくなってしまって、途方に暮れてしまう恐怖
・何よりも、トレードすることの恐怖
そして、
それらいくつかの恐怖を受け入れてしまった後、あなたに降りかかる実生活面での恐怖… 👿
トレード経験がない人ほど、思考というのは目先の勝利や欲望だけにフィットしがちです。
だからなのか、ルール無視の「なんとなく勝てそうな感じでのエントリー」に恐怖を感じることが少ないんですね。
どんだけ負けてきても、資金をガッツリ減らしてしまうまで、恐怖に気付かないというか…。
マウスを握るあなたの指先の動き一つで、それら近くに潜む恐怖を招き入れることにもなるという強い思考があれば、恐怖を回避したり、乗り越えたりして、やってはいけないことを制御することで、トレードが上手くなっていくんじゃないかと思います。
トレードは次々と散財する自虐的ゲームではなく、資金を増やしてあなたの理想を手に入れる手段です。よね。
もちろんのこと、恐怖を感じる思考しかなければ、トレードなんかやってられません。
そこで、トレードをやり続けるためには、もう一つの「遠くの希望」という思考がもっと大事になってきます。
つづく 🙄
更新日:2011年10月17日(月)
タグ: 近くの恐怖と遠くの希望
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2011年10月17日(月) | カテゴリー: FXあれこれ