決議の最終期限とされてた7/22(手続き等踏まえると8/2が最終らしい)を過ぎても結論はでず…。オバマ大統領は、今日7/23に共和・民主両党の議会指導者をホワイトハウスでの会合に招集するということです。
債務上限引き上げに向けて極めて公平な提案を出したのに反して、共和党のベイナー下院議長は交渉を降りたとかで、オバマ大統領はイライラしてるようです。
来年には大統領選挙が控えており、民主党も共和党も政権優先で動いてしまうのは仕方ないのでしょうけども… 😕
すごく短絡的な見方をすると、共和党はアメリカをデフォルトに追い込んで、「民主党ダメだろ?」というレッテルをつけて政権を奪おうという感じですかね。そうだったらとてもイヤな話です、どの国でも同じですね。
22日には米国債の30年債が数日振りに上昇したとかで、財政赤字の削減に債務上限引き上げで議会と合意し、デフォルト回避するとの観測が広がってきたという見方も強くなってきています。
VIX(投資家恐怖指数)を見ても、ずいぶん安定したところにいますし、市場はとても楽観視しているのがわかります。それか、明確な結果が出るのを待っているだけかもしれませんが。
果たしてその方向になるのでしょうか…サプライズというのはこのような状態のときに起こるものですからね。
さて、今日明日にも何らかの答えがでるのでしょうか。とするなら、月曜は朝からチャートが荒れるか、どっちかに真っ直ぐか??
できれば、静かなスタートであってほしいですが 、これから8/2に向けて、どちらの可能性をも含んだポジショニングを心がけていきたいです。トレード的にもっともイージーなのは、「デフォルト宣言」でドル売りまくりってところ。
ユーロもダメ、ドルもダメで消去法的に円高が加速に加速するのは避けては通れないんじゃないかと考えます。仮にそれで日銀が介入とかしても、焼け石に水でしょうね。
どうする、アメリカ合衆国。
(とりあえず私は27時間テレビでもダラダラ見ながら、ニュース速報をチラチラみることしかできないですけど)
ノルウェーのテロ、格付け会社フィッチが合意されたギリシャ向けの新たな救済策が実行された場合、ギリシャを「制限的デフォルト(RD)」と見なすとかって件も気になりますね。(ユーロドルに関しては、1.43200付近にストップ観測もあるようです)
更新日:2011年07月23日(土)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
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2011年07月23日(土) | カテゴリー: FXあれこれ