先のスイスフランショックで200億円ほどの損失を被っていたFXCMがその日本部門を楽天証券に売却するようです。
ブルームバーグによると売却は4月1日に完了する方向で、調整中ながら売却額はおよそ74億円ほどだそう。
●FXCM、日本部門を楽天証券に売却へ-6200万ドル前後)
●楽天証券株式会社による、FXCMジャパン証券株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
FXCMといえばMT4の需要も広くあるので、楽天証券の楽天FXでMT4が使えるようになるかもしれないということになりますね。
ヤフーのYJFX!(旧サイバーエージェントFX)がMT4サービスを3/14に終了し、アルパリジャパンは例のごとくUK破綻の影響で身動きとれないままズルズル。
それら国内のMT4ユーザーの多くはOANDA Japanに流れ込んでいるという話もよく聞きます。
同社のスペックには全く問題ない、むしろ満足していますが、唯一の難点は同一口座で両建てが出来ないということ。両建てする戦略は今のところもっていないのですが、両建てNGということは、例えば同一口座内に長期戦略(スイング以上)でドル円ロングを保有中、短期戦略(デイトレ以下)で売りたくても売れないということになります。
複数のサブ口座を作れば”両建て”は可能になりますが、それはメリットもある反面デメリットもあります。このあたりは長くなるのでここでは割愛します。
もし楽天証券でMT4が使えるようになるならば、スペックやスプレッドなど総合的にみてOANDAとそう変わらないか優位なものになれば、OANDAから楽天へ”再移住”の流れが起こっても不思議ではなさそうです。
日頃、楽天市場や楽天銀行を使っているユーザーにとってはさらにFXが日常になりそうですね。
更新日:2015年03月26日(木)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2015年03月26日(木) | カテゴリー: FX業界・状況・関連