ここまでのまとめです。
スイスフランショックとは?
2015年1月15日、SNB(スイス国立銀行)がこれまでスイスフランの上昇を抑えるべく、対ユーロで設定していた1ユーロ=1.20スイスフランの上限を撤廃すると発表後、1.20フランほどから、一時0.8052フランをつけるなど大暴騰した。
発表されている銀行の損失(2014.1.17現在)
●バークレイズ(英銀)…約数千万ドル(しかしまだ査定中)
●ドイツ銀行…約1億5000万ドル
発表されているブローカーの損失(2014.1.17現在)
●FXCM…2億2500万ドル(3億ドルの融資を獲得、危機回避へ)
http://www.fxcm.co.jp/
●IGグループ…3000万ポンド
http://www.ig.com/jp/welcome
●アルパリUK…損失額不明→破綻
http://www.alpari.jp/
↑日本法人のアルパリジャパン、すべてのポジション強制決済、入金・口座開設を中止。
●グローバル・ブローカーズ・NZ…損失額不明→破綻
●EXCELmarkets…損失額不明→破綻
https://www.excelmarkets.com/ja
日本無認可の海外ブローカー、預けた資金はきちんと返って来るのかどうか。
返ってくるとしてもいろいろ面倒そう…。こういう得体の知れない海外ブローカーを使う気にはならない大きな理由の1つ。
●「スイスフランショック」の余波世界に、為替業者が破綻(ロイター)
個人投資家の割合は、金融システム全体にリスクを及ぼすまでの水準ではない。だが個人向けの為替業者は銀行に比べて巨額損失に対する耐性が脆弱で、英米、ニュージーランド、香港の金融当局は、市場の混乱で損失が発生しているとの報告を受け、ブローカーや銀行を調査していると明らかにした。
週明けにまた何か嫌な話が浮上してくるのかも。
ヘッジファンド・投機筋
●ヘッジファンドや投機筋、スイスフラン急騰で多額の損失
“大規模なフランのショートポジションを抱える投機筋やマクロヘッジファンドが多額の損失を被りそうだ。”
個人投資家
●スイスフランショックで大儲けした人と大損した人。ファイナンススタジアムより抜粋。
あんな相場にぶっこんで勝って凄い!なんて賞賛するのはギャンブラーか素人トレーダー。真のトレーダーというのは静観するものです。たまたま勝ったというのなら別ですが(笑)
ああいうことがあった時に気をつけなくてはいけないのは大損こいた奴じゃない。
大儲けした奴だよ。
というわけで、昨日の動きで負け続けていたものが一気にプラスになった奴。
悪いことは言わないから…FXはもうやめておけ(以上、引用)
わかります…(^ ^;) やめろとまでは言いませんが、学びなおした方がいいかも。
以上、被害が拡大しないことを…。
更新日:2015年01月17日(土)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2015年01月17日(土) | カテゴリー: FX業界・状況・関連