ユーロドルが大雪崩に発展するかもしれない(もうはじまってるかも)
1/22にECBが本格的な量的緩和に踏み切る公算が強い中、SNBによるスイスフラン上限撤廃(=スイスフランショック)は待ち構えるユーロ安進行の先手なのだとも言われています。
去年末にユーロドルが月足テクニカルで20年規模のダウンブレイクが確定したのはお知らせしてきた通りです。
おさらいすると、月足240EMAのLowラインブレイクと2010年-2012年の安値からなるサポートブレイクですね。
こういう太いラインのブレイクというのは、それだけ反応する人たちの数や規模もデカいから素直なもので、早速下げ相場は全開モード。
そして、ECBの量的緩和決定待ちを前に、スイスフランショックに後押しされるような形で、今週末(1/16)最終防衛ラインとしていた2005年の安値1.16390さえも週足終値で割りました。
今月はテクニカル的にいっぱいいっぱいの下げ模様なので、量的緩和決定後は短期的には織り込み済みな反応を見せるかもしれないですが、
これで次の底値ターゲットは2000年の0.82250に。
年内の1.0割れの可能性が一層濃くなってきたのではないかと思います。
ギリシャ総選挙(25日)もあり、ギリシャのユーロ離脱問題が再燃してる件も要チェックです。
2014年の5月以降、ユーロを積極的に買う理由が全くなかったのですが、それはまだまだ継続しそうな予感です。
参考
●スイス・フラン:上限撤廃…ユーロ安に先手、市場は混乱(毎日新聞)
●ギリシャのユーロ圏離脱は論外=欧州委員長(ロイター)
更新日:2015年01月18日(日)
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トレンドストリーム
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FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
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2015年01月18日(日) | カテゴリー: ファンダメンタルズ