これは朗報だ。
OANDA JAPANが9/20にデモ、10/4にリアルサーバを現在の日足6本から5本に、GMT-5(夏-4)からGMT+2(夏+3)に方針転換する。
これがどういうことかというと、非推奨業者から一転して推奨業者になる。
いや、最推奨業者になるかもしれない!?
かねてから強調してきた日足6本問題をおさらいしてみよう。
なぜ、日足6本がダメなのか…だ。
通常、例えば日足で10MAといえば過去10日間の平均値をいう。24時間×10日間の平均だ。
しかし、日足6本だと1日が24時間ではない足(土曜や日曜)が発生しており、正しい計算とは言い難いテクニカルになってるんだ。
特に4時間足や日足になると不都合が顕著に現れる。それ以下の足でMTFで日足とかの状況を加味してても同じだ。
ピボットや想定レンジを採用していても、それは正しいテクニカル算出になっていないんだね。
これがどういうことかというと、使っている手法或いはサインインジケーターやEAはその日足6本業者でしか通用しないもので、捉え方によっては「その業者向けにカーブフィッティングされただけのシステム」なんてことにもなる。
僕の場合、理論的にも実質的にもテクニカル計算の不都合が大きめな業者やそれに合わされたシステムを使うってどうよ??ってのがシンプルな考えだけど…。勝ってりゃいいじゃねーか!って考えは僕の中ではナシだ。それがアリなら猿にでも運用させてるだろう(笑)
逆に、日足5本業者で好成績なEAが日足6本業者だと悪化するなんてケースがあるとすれば、問題はEAにあるんじゃなくてむしろ日足を6本にした業者が悪いと僕は考える。もちろん、そのEAが日足5本ターゲットで作られたものならばだ。
極端な話(いや極端じゃないかも)、日足5本業者で活躍してるけど6本だとダメダメだったEAを「日足6本業者向けバージョン」なんて風なものがあれば、業者向けにムリヤリ調整(カーブフィッティング)しただけの怪しげな仕様になってる恐れもある。
そうでなくて日足6本に潜む穴を埋めるように、稼働時間や計算値を調整してみても「成績は悪化しなかっただけ」だから「日足6本業者向けバージョン」という形なら問題ないけどね!
そんなことだから日足6本業者なんて使えない!というのが僕の強調することだ。
加えて、OANDA JAPANに関しては採用タイムゾーンがGMT-5(夏-4)なんていう他では見たことない枠なのも抵抗感あった。今回、それもGMT+2(夏+3)とスタンダードなものになるから尚更よしだ。
OANDA JAPANのMT4でいいなぁ~と唯一思っていたのは、スプレッドがかなり狭いことだ(約定力等に関しては使ったことないので現時点ノーコメント)
それを含めるとこの10月からはOANDA JAPANが最非推奨業者から最推奨業者に一転して飛躍する可能性は高い。
さて、後はこれを他の業者がどう捉えるか…だね!
更新日:2014年09月17日(水)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
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2014年09月17日(水) | カテゴリー: FX業界・状況・関連