第1回：EAの価格についてガチで考えて、ぶっちゃける

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2014年09月10日(水) | カテゴリー: FX業界・状況・関連

EAの適正価格ってのは一体どこにあるんだろうか。

たまにそう考えることあって、でも深追いすることなんてなかったんだけどいろいろ思うことあって、今回はまじめ（気味）に考えてみることにした。

結論からいえば、結局は買い手のウォンツ/ニーズと売り手の商品内容/価格が握手しなければダメなんだけど、そんな両者のために改善する余地はいろいろとあるんじゃないのか？ってことだ。

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安けりゃいいってことでもないし、高けりゃいいってことでもない。

今の相場価格帯はおおよそ、1万円台中盤～3万円台の「売切り」が主流になってる感じ。

果たしてこれが適正なのかどうか、ぼくは疑問に思うことがある。

売り手・作り手としては…若干納得いっていない部分があるのだ（笑）

でも”相場”に反すれば”負ける”のはどの世界でも共通だってのもわかってるし、良いものをより安く提供したいって気持ちは誰よりも持ってるつもりだけどね。

EAってのはなかなか特殊な商品だ。プログラムというほとんど無形な商品だってのを差し引いてもね。

モノを買う時ってのは、必ずそこに求める目的ってのがあるよね。

例えば、おにぎり。食べたいから買う、当たり前だ。空腹を満たし、”生きるために”お金を払う。

テレビ、数万円から数十万円と幅広いけど、そこに求めるのは娯楽。

情報を収集したり、知識を得たり、エンターテイメントを楽しんだり、笑ったり泣いたり、時間をもてあますには最強の商品だ。

じゃあ、EAはどうだろうか。

お金を増やす（稼ぐ）ためにお金を払うんだ。

なんと特殊な商品だろう、でもお金を増やすにはお金が掛かるのは至極当然のことだ。

しかし問題は、必ずお金が今すぐに増え始めるって約束されたモノじゃないってことだね。最悪、（運用の仕方にも問題ある場合あるけど）たちまちお金を失ってしまうことだってある（これらを許容せずに、トレードはもちろん、EAに手出しするのは間違ってるけど）

そうすると、だ。

EAにお金を払うってことは、期待値に先行投資するってことになる。繰り返し、期待値だ。

おにぎりを買えばおにぎりが食べられる。テレビを買えばテレビが見られる。そんな目的が確約されたお買い物ではないんだね。

もしEAにお金が確実に増えるという確約があるのなら、数百万、数千万円でも安い…なんてお値段の問題じゃない、そんなもの流通した時点で世の中が成り立たなくなる。

で、まあ、その期待値にいくら払えるか、あるいはいくらで提供するか、それが課題だ。

つづく

top photo by Mikey Jones　

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更新日：2014年09月10日（水）

著者プロフィール

トレンドストリーム

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FX専業（兼業？）トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。

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