ユーザーさんからの要望に絡んで、Jackie Bollingerの過去10年(2004~2013)の時間帯別の成績をロングとショートで分けて見てみることにしたよ。とりあえず、ドル円のみで。
そうすると、なかなか面白いところが見えてくるもんだ。
まずはこれが基本。ロングもショートもひっくるめた成績だ。
オレンジの▼は勝率が70%を越えていた時間帯、時間は+6時間で日本時間とみてね。
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こうやって見てみると、ざっと5時~12時(日本時間で11時~18時)、21時~23時(日本時間で3時~5時)にトレードを絞り込んだら、勝率は71.5%まで上がるってのはすぐにわかるけど、じゃあすぐそうしよう!ってワケにはいかないんだなこれが。
そもそも元から多くはないトレード母数が減ってしまうのが気にかかるし、損益比率も合わせてチェックしなければならないからね。
しっかり中身を覗いてみてみれば、勝率高くても負けてることあれば、勝率低くても勝ってることだってあるから(←重要)
ただ、ドル円ってだけに、日本市場が動いている時間帯に成績が良いってのは理屈にあうし、そこもぼくが気に入ってるところだ。
これがショートだけに絞った場合。赤い▼は勝率が80%を越えてた時。
23時だけ80%を記録してるけど、機会が10年で50回(40勝10敗)と少ないことをどう捉えるかだろうね。
サンプルが少ないから信頼度が低い!とするか、信頼度の高いポイントだからサンプルが少なくて当然!とするかだね。
ぼくはどちらかといえば後者よりの人間だけど、信頼しきるにはもっと何か根拠がほしいね。
続いて、ロングに絞った場合。おっと、だいぶいいね。
トレード全体のパフォーマンスを押し上げていたのはロングの方だったってことになってる。
これも同様にして、JBをドル円で走らせた場合、5時~12時と21時~23時に分け、しかも買いだけでと考えると…
勝率は74.95%にまで上がる。
それだけみると早速採用してみたい 😯 感じにはなるけど、今度は年単位や月単位で分解調査して、さらに損益比率も卓上にならべて、そうしても良さそうなものかを検討した方がよさそうだ。
そして、これらは統計的根拠だけで言ってることだから、実際、なんでロングの方が優位だったんか??ってのは理屈ではいまんところ見えない。
理屈抜きで「数字が良かったからいーじゃないか」って採用するのもいいかもしれないが、ぼくにはもう少し根拠がほしい。
しかし、なんだかんだ、JBっていいヤツだね(笑)
もう少し教育し甲斐があるのかな?
更新日:2014年07月17日(木)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2014年07月17日(木) | カテゴリー: 06:橋頭堡