第1回：勝率●%は今から始まるとは限らない

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2014年07月10日(木) | カテゴリー: My EA

過去5年の勝率80%！過去10年の勝率70%！

そんなキャッチコピーに心を躍らせることは間違いではない。普通のことだと思う。

でも、たぶん多くの人、とりわけEA初心者や不慣れなトレーダーなら、その数字が「今から始まるもの」と期待を膨らませすぎちゃいないだろうか？？

もうそろそろお目見えする、EA「ジャッキー・ボリンジャー（JB）」のドル円トレードは、過去10年（2004～2013）の勝率は68%だ。続きの前にランキング投票お願いします。

その数字はEAのストラテジーとしては十分すぎるほどの合格ラインであることはわかると思う。

しかし、その「68%の確率で利益を出す」ってのは、必ずしも次の10回なり50回なりのトレードを指してるのでもなく、次の数ヶ月の数値を言ってるってわけでもないと考えておくほうがいいと思うね。

これはとても重要な考え方だ。

過去10年間という長い年月を通して68%だったということで、次の10回や数ヶ月はそれ以上になるかもしれないし、最悪それ以下になることだってある。ちなみに、JBは年単位だと65%を下ったことはない。今のところ。

高い期待値に心を余計に弾ませ、限界マックスでワイルドな資金管理でトレードスタートしたところ、その月の勝率は期待値にも及ばず再起不能な損失を被ってしまい退場。

しかし、その翌月からは期待値をはるかに越えて、「もしこの月から始めていれば…」「もし余裕のあるトレードをしていれば…」と後悔する…。

これが典型的な「相場からの撤退」というKO負けの一つだろうね。

この辺、例えを持ち寄るともっとわかりやすいだろうと思ったので、次回はそれを。

つづく（第2回はこちら！）　

↓投票お願いします↓明日もまたよろしくお願い致します。

更新日：2014年07月10日（木）

著者プロフィール

トレンドストリーム

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FX専業（兼業？）トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。

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