これはもしかしたら来週のECB明け、もしそこで追加緩和策が決定されたら「売り!」でなく「買い戻せ!」の流れになってしまうかもって考えてても良さそうだ。
ことの始まりは5月8日のドラギ総裁の「6月に行動するのはラクチンチン!」発言だ。
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当時、ECB政策金利が現状維持で発表された後、1時間ほどかけてユーロドルは1.399ちょいまで買い上げられた。
1.4000上値限界モード発令中だし、1.3975から1.4000にかけての防戦売りバリア網は比較的強かったので、そこが天井になる可能性は幾分高かったよね。それはその時のぼくのトレードを振り返ってみるとさらに納得できた。
それでその後、例の発言で織り込みがはじまったかたちになってて、この月末を迎えたところで400ポイント超も下落しちゃってる。月間レンジでは2013年9月以来の400越えで、下落基調に限れば同年2月以来の元気っぷりだ。
数字的に見ても織り込み加減としては十分ではなかろうか?と思うんだ。
6月5日のECBで追加緩和が決定されるのはほとんど確実視されてるようで、「政策金利0.25%→0.1%の利下げ」や「中銀預金金利0→マイナス0.1%引き下げ」なんかは市場の想定の範囲内のことなので、そんなことじゃサプライズにはならないだろう。
「あー、そうだね、じゃ、とりあえず買戻しまーす!」となっちゃうわけだ 🙂
1.4000の厚みがあるので、トレンドが上昇モードに回帰したとしても買戻し幅に限界はあるだろうけどね。テクニカル的には長い目でみると売りでいいとは思うけど…。ECB翌日には米雇用統計も控えてるし、ちょっとこのあたりはまだハッキリとは見当つけないことにしよう。
(そうそう、米雇用統計の非農業部門雇用者数の予想値が22.0万人増から21.5万人増に下方修正されてた)
6月5日、ドラゴンファイヤー的にサプライズがあるとするならば、「アメリカや日本同様に国債買入れを伴った量的緩和が決まった場合」だそうだ。そうするとユーロ売りは止まらなくなるね。
は?ドラゴンファイヤーて何よ。
ドラギ→イタリア語でドラゴンだそうだから…だって黒田砲とかいうじゃないw
「まだ現行のまま」という逆サプライズもあるけど、その可能性は少ないと思っててもよさげ。
とにかく、6月相場は面白いものになりそうだ。
日銀の追加緩和云々にしても、この記事のようにエルニーニョが黒田砲を後押しするかもしれないしね。さてはて、積もってきた200.0pips超のユーロドルの裁量ポジション、生きるか死ぬかの答えは近いね 🙄
USDJPY 3勝0敗 +29.5pips(+12.9,+9.8,+6.8)
EURUSD 3勝2敗 -10.7pips(-11.0,+5.5,-14.3,+1.4,+7.7)
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日計 6勝2敗 +18.8pips
週計 19勝9敗 +157.0pips
月計 101勝70敗 +614.4pips
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お疲れ様でした!
更新日:2014年05月30日(金)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2014年05月30日(金) | カテゴリー: 今日のトレード