なぜ負けてしまうのか、なぜ資金が減るばかりなのか…。こういう人には必ず要因があります。
その要因さえ突き止めて、それを改善しちゃえばFXトレードは飛躍的に、あるいは段階的に良くなるハズです。でも、その改善が難しかったりするから、うまく勝てない人が都市伝説的に全体の9割だとか、最近の報道では5割だとか(!)いわれるんです。
それを難しくしてるのは、自分以外のなにものでもありません。そして、その多くは自制心が欲望に完全にノックアウトされたときが多いのは定説のようなものです。
・無根拠なシグナル確定前のエントリーは、少しでも多く取ってやろうという欲望
・損切りしないのは、戻して欲しいという欲望
・利益を確定しないのは、まだ伸びそうだという欲望
・飛び乗りエントリーをするのは、目の前で石油が噴出したかのような錯覚が欲望に変わったとき
それらは「資金を減らしたい人の基本マニュアル」なんかがあれば、代表的なものとしてリストアップされてもおかしくないものだと思います。
そして、私はもう一つ大きな要因があると思っています。
自分の都合のいい時しかトレードをしていない
言い換えると、トレードが習慣化していないってことにもなると思います。
シグナルにダマシやアタリがあるように、その日やその週でもダマシ日(週)やアタリ日(週)があります。ダマシ日(週)ってのは、ちょっと変な表現ですが、終日レンジみたいな日ですね。
自分がトレードするときに必ずしもアタリが巡ってくるワケではありません。習慣化して、勝ち負けを繰り返してトータルで資金を増やすのがトレードです。
ちょっと手が空いたからトレードでもしてみるか~とか、今週は忙しいからトレード止めておこう、という向き合い方は短期取引では、それなりの中長期でトータルで勝つのはちょっと難しいと思います。
(私の5月のトレードなんかがその悪例です…。当月は1通貨に絞ったのなら、最後まで1通貨で通すべきでした)
そういうスタンスで勝てる人は、自分なりの分析がヒットしやすく、トレード回数が少なく、勝率が相当高く、損切りが小さく、利食いがとても上手な人か、FXトレードの神の申し子くらいではないでしょうか。
そう考えると、専業トレーダーや主婦トレーダー、常にトレードができる環境にある兼業トレーダーが時間的にも機会的にも、一般的な兼業トレーダーより優位性があるのは間違いありません。
だから一般的な兼業トレーダーが勝てないというわけではなく、トレードを習慣化することで、状況がはじめて改善されていくのだと思います。
更新日:2011年06月12日(日)
著者プロフィール
FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2016年でFX歴7年目、独立して6年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。
トレードで勝ち抜く唯一無二の手法は「継続!」だと思っています。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。
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2011年06月12日(日) | カテゴリー: FXあれこれ